ボールも順位も「2」は嫌い D.リングマース
2015年8月7日(金)午後0:15
「三度目の正直」。これ以上に今季のデビッド・リングマースを表現する言葉はないだろう。PGAツアー3年目を迎えたリングマースは、6月に開催されたザ・メモリアルトーナメント presented by ネーションワイドの最終ラウンドをトップで終えると、メジャー王者にもなっているジャスティン・ローズとプレーオフを戦い3ホール目で勝負を決め優勝。「長年の夢だった」というツアー制覇をビッグイベントで達成した。
では、なぜ「三度目の正直」なのか。それは、リングマースが2013年のツアー参戦以降、これまで2度の2位(タイを含む)になっており、後一歩で頂点を逃してきていたから。しかも最初の2位はフル参戦2試合目のヒュマナチャレンジ in partnership with ザ・クリントンファウンデーションで、次の2位タイが4ヶ月後のザ・プレーヤーズ チャンピオンシップ。ルーキーながらいきなり初優勝のチャンスを手にしたわりには、そこから2年の歳月を要しており、「三度目の正直」には“やっと"というニュアンスも含まれている。
一昨年のザ・プレーヤーズ チャンピオンシップでは3日目を終えてトップタイとなり、最終日を最終組でラウンド。「セルヒオ・ガルシアと最終組でプレーできて最高の気分だった。前の組で(優勝した)タイガー・ウッズが大事なパットを沈めてガッツポーズを決めたのを見た時に、PGAツアーでプレーしていることを実感した」と当時はルーキー感丸出しだったが、今回のローズとのプレーオフでは「(ツアーでは)2位が2度。今度こそ負けたくないと思った」と臆することなく勝利を手繰り寄せた。
(写真提供:Getty Images)
そんなリングマースは、スウェーデン出身。大学時代をアメリカで過ごすとオール・アメリカンに2度選出され将来を期待される存在だった。そして2010年にプロ転向。3シーズン目の今季はフェデックスカップのポイントランキングで34位(7月末現在)につけており、目標のザ ツアーチャンピオンシップ出場へ好位置をキープしていると言える。
ちなみに、試合では番号が「2」のボールは絶対に使わないのだとか。本当の理由は不明だが、再び悔しい思いをしないためにもこの選択は賢明だ。
『インサイド・ザ・PGAツアー#30』より
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