渡邉が「66」で宣言通りの今季3勝目 アマチュア畑岡は中盤で崩れ7位タイ
2015年11月30日(月)午後4:07
国内女子ツアーの樋口久子 Pontaレディスが1日、埼玉県の武蔵丘ゴルフコースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。渡邉彩香が6アンダー66でラウンドし、通算11アンダーで今季2勝目を挙げた。
第2ラウンドを終えてトップタイに3人が並ぶ混戦模様となっていたが、渡邉はスタートの1番をバーディとすると、4番からの4ホールで3バーディを奪取。さらに9番でもスコアを伸ばし、前半を4アンダーで折り返す。後続に3打差をつけて迎えたサンデーバックナインでは、2バーディ、ノーボギーと安定したプレーでリードを守り抜き、7バーディ、1ボギーでホールアウトとなった。
前日にはアマチュアの畑岡を「初日にノーボギーでラウンドしたことは凄い」と話しながらも「最終日は自分に有利。プロなので負けてはいけない」と強い言葉で覚悟を話した22歳。「パー5でイーグルを取りたい」とも宣言しており、イーグルこそ獲れはしなかったが、1番、9番、18番のパー5ではしっかりとバーディを奪取。圧倒的な飛距離のアドバンテージを生かして今年4月のヤマハレディースオープン葛城以来となるツアー3勝目を手にした。
通算7アンダーの単独2位には藤本麻子。16番パー5ではフェアウェイからの3打目を直接カップに沈め、イーグルとするなど3アンダー69でラウンドした。通算6アンダー単独3位には葭葉ルミ、通算5アンダー4位タイにはトップタイから出た茂木宏美、鈴木愛、酒井美紀が並んでいる。
史上初のアマチュア選手による初出場での完全優勝を目指した畑岡奈紗(翔洋学園2年)は12番から4連続ボギーを叩くなど、4バーディ、5ボギーの1オーバー73と失速。それでも通算4アンダー7位タイでローアマチュアを獲得している。ホステスプロの藤田光里は通算3アンダー9タイ。ディフェンディング・チャンピオンの上田桃子は通算2アンダー12位タイとなっている。
「樋口久子 Pontaレディス」最終日の模様を本日1日(日)午後9時30分?ダイジェスト放送!
■ダイジェスト版放送予定(※)
最終日 11月1日(日) 午後9:30?11:00
※スマホ・PC・タブレットでは配信いたしません。
とことん1番ホール生中継 樋口久子 Pontaレディス特設サイト
写真提供:Getty Images