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海外男子

米ツアー新シーズン開幕! 石川19位タイ、松山34位タイ発進

2013年10月11日(金)午後2:08

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 日本の二枚看板が2013-14シーズンの米男子ツアー開幕戦でまずまずのスタートを切った。

 ツアー史上初めて前シーズンと同年に新シーズンが始まった米ツアーの今季初戦、フライズ・ドットコム・オープン(カリフォルニア州コードベールGC)は現地時間10日、第1ラウンドの競技を終了。7アンダー64をマークしたジェフ・オーバートン(米)が単独首位に立つなか、日本勢の石川遼は19位タイ、松山英樹は34位タイにつけた。

 常駐1年目の昨季、レギュラーシーズンでは今季のシード権が獲得できず、入れ替え戦を経てようやくここにこぎつけた石川は満を持しての2年目。それだけに粘り強いプレーを見せた。出だし1番、2番でバーディを連取した後、3番ボギー、6番ダブルボギーで1オーバーまでスコアを落としたが、決してくじけない。8番バーディ、11番ボギーと一進一退のゴルフを展開したあと、14番からの上り5ホールで3バーディを奪取。2アンダー69でホールアウトし、首位に5打差ながら19位タイと上々のポジションにつけ初日の競技を終えた。

 一方の松山も、ザ・プレジデンツカップの疲れを見せることなく自分のゴルフを貫いた。2番でボギーが先行させたが、4バーディ、3ボギーでラウンド。マスターズ王者のマイク・ウィアー(カナダ)、全米プロゴルフ選手権王者デービス・ラブIII(米)の実力者2人と同じ組という待遇の良さにも、いつもと変わることなくプレーして1アンダー70で回り34位タイとこちらも悪くない初日となった。

 前シーズン終了後、あまり時間の経たないうちに行われる新シーズンの開幕戦とあって、世界ランク上位陣は顔を見せていないが、それだけに石川、松山にとっては大きく稼ぐチャンスでもある。早いうちに上位に入って楽にシーズンをプレーするためにも、大切な1戦となるはずだ。

 他の主な選手は、首位に1打差の単独2位でブライアン・ハーマン(米)、さらに1打差の単独3位でカイル・スタンレー(米)が追走し、ロバート・アレンビー(豪)、カミロ・ビジェガス(コロンビア)が3アンダー68で10位タイ。石川と並ぶ19位タイにラブIII、ビジェイ・シン(フィジー)、ジョナス・ブリクスト(スウェーデン)がつけており、松山と同じ34位タイにトレバー・イメルマン(南ア)が並んでいる。一方でレティーフ・グーセン(南ア)、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)は、4オーバー75を叩き110位タイと大きく出遅れている。

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