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海外男子

41歳藤田が予選クリア! 池田&今田は脱落

2011年3月5日(土)午前11:02

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 41歳のベテラン藤田寛之が予選通過を果たしたが、その他の日本勢は決勝ラウンドを前に涙をのんだ。

 米男子ツアーのフロリダシリーズ初戦、ザ・ホンダ・クラシック(フロリダ州、PGAナショナル)は現地時間4日、順延されていた第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を終了。藤田は72-71の通算3オーバーで36ホールを終え、首位とは9打差ながら33位タイで決勝ラウンド進出を決めた。この日の藤田は第2ラウンドの2番で幸先の良いバーディを奪ったものの、4番からの5ホールで3ボギーを叩きズルズルと後退するかに思われた。

 しかし、9番のバーディで持ち直すと11番、12番を連続バーディとし予選突破に大きく前進。終了間際の17番パー3でティーショットのミスからダブルボギーを叩くも、難コンディションに上位のスコアが伸び悩んだため結果としては余裕で予選をクリア。不惑の40歳を過ぎ、今季は自身初となるマスターズ出場の夢を叶えた藤田。持ち味である巧みなショートゲームを武器に、決勝ラウンドでも粘りのゴルフで上位を目指す。

 一方、藤田と対照的だったのが池田勇太。前日の第1ラウンドで大きく出遅れ、この日の第2ラウンドも前半2ボギー、1ダブルボギーの4オーバーで折り返すと、最後まで調子を取り戻すことなく5オーバー75でホールアウト。第1ラウンドの『80』よりはましだったとはいえ、通算15オーバーの下位で予選落ちが決まった。2日間で68パットも叩いていてはスコアメイクにはならない。池田にとってパッティングの立て直しが急務となりそうだ。

 また、米ツアー常駐組の今田竜二も2日間でバーディを1つしか奪えず、通算10オーバーで予選落ち。こちらもパットに泣かされ第2ラウンドはノーバーディの内容だった。

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