世界ランクNo.1の男が決戦に備えて準備を整えた。

　現地時間12日開幕の今季メジャー第2戦、第108回全米オープンの舞台トリーパインズGCを得意とするタイガー・ウッズ（米）は、4日にコースを下見。これがマスターズ以来のラウンドとなった。

　さらに8日から3日間練習ラウンドを重ね「コースは距離も長いし、1月とはまったく違う。グリーンがこんなに転がるのは見たことがない。新しい傾斜をいくつか発見したほどだよ。どんなスコアが出るか楽しみだ」と、不気味な笑いを見せた。

　左ひざ手術からの復帰戦は、フィル・ミケルソン（米）、アダム・スコット（豪）との豪華な組み合わせだが、タイガーはこれにも「いいね」と前向き。これは裏を返せば自信の表れ。メジャー14勝目にピタリと照準を定めた。