海外男子
タイガー「忘れられない1週間になった」
2008年6月17日(火)午前11:00
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第108回全米オープンプレーオフ(現地時間16日、カリフォルニア州サンディエゴ、トリーパインズGC)、19ホールの激闘を終えたタイガーがようやく本音を漏らした。「終わってうれしい。本当にもう、プレーできるとは思えない。痛いよ」。
今季マスターズの直後、左ヒザ内視鏡手術を受けて戦線を離脱。復帰が今大会という、体が本調子ではない中での大一番は、負担の大きいティーショットで顔を歪めることもある苦しい戦いだった。
表彰式を前にしたインタビューで「忘れられない1週間になった。(長女、サム・アレクシスちゃんが)初めてトリーパインズに来て一緒にいてくれて…。2年前に父が亡くなったけど、喜びを分かち合うという気持ちが(自分が父親になってさらに)わかった」と、感慨深げに語ったタイガー。苦しみを家族と共に乗り越え、世界No.1の男がまた一回り大きくなった。
一方、敗れたロッコ・メディエート(米)はサバサバしたもの。「もちろん勝ちたかったけど、何と言っていいかわからないよ。みんなが見たかったショーはお見せしました」と、ニヤリと笑った。タイガーも「たぶんこれまでで最高のトーナメントだった」と、メディエートを讃えつつ振り返ったほどの死闘は、この先歴史に残ることは間違いない。
今季マスターズの直後、左ヒザ内視鏡手術を受けて戦線を離脱。復帰が今大会という、体が本調子ではない中での大一番は、負担の大きいティーショットで顔を歪めることもある苦しい戦いだった。
表彰式を前にしたインタビューで「忘れられない1週間になった。(長女、サム・アレクシスちゃんが)初めてトリーパインズに来て一緒にいてくれて…。2年前に父が亡くなったけど、喜びを分かち合うという気持ちが(自分が父親になってさらに)わかった」と、感慨深げに語ったタイガー。苦しみを家族と共に乗り越え、世界No.1の男がまた一回り大きくなった。
一方、敗れたロッコ・メディエート(米)はサバサバしたもの。「もちろん勝ちたかったけど、何と言っていいかわからないよ。みんなが見たかったショーはお見せしました」と、ニヤリと笑った。タイガーも「たぶんこれまでで最高のトーナメントだった」と、メディエートを讃えつつ振り返ったほどの死闘は、この先歴史に残ることは間違いない。