2006年全米オープン覇者のジェフ・オギルビー（豪）は、世界ゴルフ選手権シリーズ通算3勝、ザ・プレジデンツカップにも3回出場するほどの名プレーヤーだ。しかし、現在彼はフェデックスカップ・ポイントランキング125位と来季シード権争いのライン上に立たされている。

　この状況に「ずっとこの時期はプレーオフシリーズに出場していたからなんか不思議」とオギルビー。それでも「人生が終わったわけではない。もちろん上手くプレー出来れば楽だけど、来年だってゴルフ自体はできるわけだし」とポジティブに現状を受け止めているようだ。

　今週開催するレギュラーツアー最終戦のウィンダム選手権（現地時間17～20日／ノースカロライナ州、セッジフィールドCC）に出場するオギルビーは「いい感じで準備ができているし、久しぶりに試合が楽しみ。40歳になったからっていうのもあるかもしれない。もしダメだったら、次のプランを練るよ」と今大会での上位進出＆シード権確保に向け意気込んだ。

　ちなみに当落線上のオギルビーは今大会で51位以内に入ることができれば、来季のシード権と現地時間24日に開幕するプレーオフシリーズ第1戦 ザ・ノーザン・トラスト（ニューヨーク州、グレンオークスC）への出場資格となるトップ125を自力で確定させることができる。