米男子ツアーとweb.comツアー（下部ツアー）の入れ替え戦である「web.com Tour FINALS」第3戦 DAPチャンピオンシップが現地時間23日、オハイオ州のカンタベリーGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。33位タイで終えた石川遼は、シード権獲得圏内をかろうじてキープした。

　前日35位に順位を上げた石川はこの日、1番からボギーを叩く苦しいスタートに。後半は11番パー3でバーディに成功すると、12番でもスコアを伸ばしたが、17番を痛恨のボギーを叩くなど、1オーバー71でホールアウト。通算イーブンパー33位タイで第3戦を終えた石川の賞金ランキングは22位と来季レギュラーツアーのシード権を獲得できるトップ25をキープしているが、最終戦に向け気の抜けない状況が続く。

　一方、優勝はニコラス・リンドハイム（米）。通算8アンダーにチェッソン・ハドリー（米）、ロブ・オッペンハイム（米）と並んだリンドハイムだが、プレーオフで勝利し、ツアー通算2勝目をマークした。

　計4試合で争われるツアー・ファイナルズは、レギュラーツアーのFedExCupポイントランキング126位～200位までの75選手、そしてweb.comツアーの賞金ランキング上位75選手の計150名が出場。4試合での合計賞金額で上位25名に入った選手（web.comツアー賞金ランク1位～25位選手除く）が来季レギュラーツアーのシード権を獲得する。

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