親友でありライバルの同期・同級生対決!青木瀬令奈と成田美寿々が9ホールでガチンコ真剣勝負
2017年11月1日(水)午後4:57
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毎月プロ同士の9ホールマッチプレー対決を120分にわたって放送するゴルフネットワークの人気番組「ゴルフ真剣勝負 the MATCH」。11月放送は、国内女子ツアーからプロ同期・同級生という人気の2人、青木瀬令奈と成田美寿々が対決。千葉県のグレートアイランド倶楽部を舞台に収録が行われました。
名前の由来は「セレナーデ」今季悲願の初優勝を遂げた青木瀬令奈
青木瀬令奈は1993年2月8日生まれ。両親が音楽関係の仕事をしている音楽一家で、青木自身もピアノは相当な腕前。「瀬令奈」という名前も「セレナーデ」が由来だそう。小学校2年生からゴルフを始め、2005年、06年の関東中学校ゴルフ選手権を連覇。2006年の日刊アマ全日本レディースゴルフ選手権で優勝し、中学1年生でプロツアーに出場するなど、ジュニア時代からその才能を発揮します。
2011年にプロテスト合格し、翌12年ヨネックスレディスで5位タイに入るなどしますが、その後結果が残せない年月が続きます。15年から大西葵の兄・翔太コーチを師事し、この年賞金ランクで27位で自身初の賞金シードを獲得。昨年はサントリーレディスで2位に入るなど何度も優勝争いを重ね、そして今シーズン、ヨネックスレディスで悲願の初優勝を挙げました。
今季2年ぶりのツアー8勝目・"かわい子ちゃんハンター"成田美寿々
成田美寿々は1992年10月8日生まれ。父親の影響で12歳でクラブを握りますが、中学時代はソフトボール部に所属。マリンスポーツも得意でスキューバダイビングの資格も持つなどスポーツ万能。本格的にゴルフを始めたのは高校入学後と遅かったものの、2010年に関東ジュニア、東日本女子パブリック選手権を制覇。2011年にQTでツアー出場権を獲得し、翌2012年、20歳のバースディウィークに地元・千葉で開催された富士通レディースでツアー初優勝。同年、LPGA新人賞、日本プロスポーツ賞、GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤーの新人タイトルを総なめにします。
14年に日体大を中退するとその年のサロンパスカップで公式戦初制覇。この試合含め3勝を挙げると、2015年にも2勝を挙げ、ツアー出場権を獲得した2012年から毎年勝利を重ねます。その強さはもちろん、香妻琴乃や藤田光里など人気プロに競り勝ち優勝した事から、自ら「私はかわい子ちゃんハンター」と名乗るなど、その明るいキャラクターでファンやメディアからの人気も高く、LPGAを代表する選手となっています。今年、大東建託いい部屋ネットレディスでは、2年ぶりとなるツアー8勝目を挙げました。
「親友だからこそ、ライバルだからこそ負けたくない!」
今回の対戦は、普段から青木瀬令奈をサポートしている「ドン・キホーテ」が提供ということで、会場には公式キャラクターのドンペンくんも応援に駆けつけ、人気女子プロ同士対決の盛り上げに一役かってくれました。
対戦を前に青木は「マッチプレーは日本女子アマ以来ですが、負けん気の強さはマッチプレー向きだと思います。お世話になっているドン・キホーテさんが応援してくださっているので、いい結果で恩返しできれば」とコメント。
対する成田も「1番ホールから獲ってやるという気持ちで。親友だからこそ、ライバルだからこそ、お互いゴルフでは負けたくないという気持ちがあると思うので、それをバチバチに出していきたいです」と意気込みました。
そのほか番組では、初めて会ったときの話や今シーズンの優勝についてふたりが語るラウンジトーク、ワンポイントレッスン、キャディバックの中身を紹介するコーナーなど、普段のゴルフ中継では知ることができない、二人の人柄と魅力を紹介しています。「ドン・キホーテpresentsゴルフ真剣勝負 the MATCH 青木瀬令奈vs成田美寿々」は、11/1(水)午後9時より初回放送です(再放送・見逃し配信あり)