ヒーローワールドチャレンジで約10カ月ぶりに競技復帰したタイガー・ウッズ（米）。ツアー本格復帰に向けて2018年は序盤から動き出すようだ。

　自身の主催するバハマのアルバニーで行われたイベントで72ホールを回ったウッズは、絶妙なショットやパットを放ち、復調をアピール。最終的には出場18選手中9位タイと中位で終わったものの、3日目を除いた3日間をアンダーパーで回るなど元世界No.1の片鱗を見せていた。

　メジャー通算14勝を誇るウッズの復帰をブックメーカーも騒ぎ立て、来年のメジャー大会での優勝オッズでも上位に名を連ねるなど、多くの人が同選手の活躍に期待を寄せている。

　そして16日、米『Golfweek.com』は、ウッズが現地時間2月15日に開幕するジェネシス・オープン（カリフォルニア州リビエラCC）にエントリーする準備を進めていると報じた。仮にウッズが同大会に参戦することになれば、今年1月に予選落ちを喫したファーマーズインシュランスオープン以来の米ツアー出場となる。

　2015年を最後にメジャー大会から遠のくウッズだが、来年4月のマスターズ（ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC）出場に向け着実に準備を進めているようだ。

（写真提供：Getty Images）