ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン（アリゾナ州、TPCスコッツデール）初日を4アンダー7位タイで終えたジョン・ラーム（スペイン）。名物の16番ホールでは、ランボー（ラームのあだ名）バンダナをして見事バーディを奪った。

「去年はたくさんのあだ名をつけられたけど、ランボーがいちばん好きで勇気をもらえる。前は（16番で）フットボールのジャージを着ていたけれど、今年は自分のニックネームをプロ―モーションしたかった」

　本当はシルベスター・スタローンが演じたジョン・ランボーのように赤いバンダナを巻きたかったが、テーラーメイドのロゴを入れる関係で白いバンダナとなったようだ。そんなスペインのランボーは好スタートを切った。

　15番パー5ではサードショットが、ピンそばにつけていた同組のザンダー・シャウフェレ（米）のボールに当たりバーディチャンスを逃したが、1イーグル、3バーディ、1ボギーの4アンダー67と世界ランク2位の力を発揮した。

「何かが起きるの待っていた。イーグルを奪った後はたいしたミスをしていないと思う。各ショットが良かった」と初日のラウンドを振り返った。

　約2万人が集まる16番パー3でのパフォーマンスを含め、ラームのプレーに注目だ。