国内女子
開幕戦はイ・ミニョンが制覇 小田美岐プロの気になる選手たちは?
2018年3月5日(月)午後5:10
国内女子ツアーの初戦 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントが3月1日から開幕。3日目は荒天のため中止となり、開幕戦から54ホールの短縮競技へ変更となったが、その中で優勝を果たしたのが韓国のイ・ミニョン。同選手を含め、開幕戦で活躍したプレーヤーについてツアー通算6勝の小田美岐プロが語った。
もちろんメンタル面だけではなく、技術の面でも優れている。飛距離を考えると多くの女子選手がドローボールを選ぶが、イ・ミニョンの持ち球は綺麗なフェードボール。ただのフェードではなく飛距離の出るパワーフェードだ。「ショートゲームがもっと決まっていれば、もっとすごいスコアが出た」と小田プロが言うように、かみ合えば常にビッグスコアが期待できる選手だ。
多くの注目を集めたのが2年連続マネークイーンを目指す鈴木だろう。開幕戦では多少のミスはみられたが「初日と2日目のゴルフを見ていたら、今年も調子が良さそう。パットの転がりも良く、昨年と変わらず良いと思います」と小田プロも太鼓判を押す。
開幕戦メインスポンサーのダイキ所属の諸見里は、プレッシャーのかかる中、お手本のような綺麗な強いスイングでプレーし、好成績を収めた。小田プロも「強い選手が帰ってきてくれたことが非常に楽しみ」と同選手の復活を願っている。
また、飛ばし屋の川岸に関しては、ショットに悩みがあるのかなと感じたと小田プロ。「飛ばす選手だからこそ、手元の少しの狂いが先に行って尾を引く」と心配しながらも、高い修正能力で直し、次戦以降に臨んで欲しいと小田プロは語った。
病気を乗り越えて得たメンタルの強さ
イ・ミニョンは2015年に腎臓ガンを患い手術した。なんと1か月ほどでツアーに復帰した。大きな病気を乗り越えた後なので「一瞬一瞬を生きることに喜びを感じながらのプレーという気がする。だからメンタルは非常に強いと思います」と同選手のメンタルの強さを小田プロは分析する。もちろんメンタル面だけではなく、技術の面でも優れている。飛距離を考えると多くの女子選手がドローボールを選ぶが、イ・ミニョンの持ち球は綺麗なフェードボール。ただのフェードではなく飛距離の出るパワーフェードだ。「ショートゲームがもっと決まっていれば、もっとすごいスコアが出た」と小田プロが言うように、かみ合えば常にビッグスコアが期待できる選手だ。
今シーズン活躍が期待される選手が上位にランクイン
昨季賞金女王の鈴木愛(3位タイ)、ツアー通算9勝で2009年以来の優勝を目指す諸見里しのぶ(3位タイ)、ルーキーながら昨季1勝を挙げた川岸史果(14位タイ)が上位でフィニッシュした。多くの注目を集めたのが2年連続マネークイーンを目指す鈴木だろう。開幕戦では多少のミスはみられたが「初日と2日目のゴルフを見ていたら、今年も調子が良さそう。パットの転がりも良く、昨年と変わらず良いと思います」と小田プロも太鼓判を押す。
開幕戦メインスポンサーのダイキ所属の諸見里は、プレッシャーのかかる中、お手本のような綺麗な強いスイングでプレーし、好成績を収めた。小田プロも「強い選手が帰ってきてくれたことが非常に楽しみ」と同選手の復活を願っている。
また、飛ばし屋の川岸に関しては、ショットに悩みがあるのかなと感じたと小田プロ。「飛ばす選手だからこそ、手元の少しの狂いが先に行って尾を引く」と心配しながらも、高い修正能力で直し、次戦以降に臨んで欲しいと小田プロは語った。
黄金世代は互いに負けないぞという強い気持ちを
アマチュア時代にプロの試合で優勝した勝みなみ、新垣比菜、松田鈴英、田村亜矢らが2017年のプロテストで合格し、黄金世代と呼ばれている。全員で成長していくには「負けないぞという良いライバル関係」と「ルーキーで1番になるという気持ち」が必要だと小田プロはコメントしている。ゴールデンエイジの選手からも目が離せなくなりそうだ。関連番組
2018 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
3月1日(木)~3月4日(日)