海外男子
P.ミケルソン、3差3位タイ浮上! タイガー13位タイ
2008年4月12日(土)午前11:45
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3度目のグリーンジャケットを狙うフィル・ミケルソン(米)が好位置に浮上した。
今季メジャー初戦、第72回 マスターズはジョージア州オーガスタのオーガスタナショナルGCを舞台に、現地時間の11日、第2ラウンドの競技を終了。この日ノーボギーの4アンダー68をマークしたミケルソンが通算5アンダーとし、第1ラウンドの11位タイから3位タイに順位を上げた。
首位は2日連続4アンダー68で回ったトレバー・イメルマン(南ア)で通算8アンダー。1打差の2位にブラント・スネデカー(米)が続き、ミケルソンと同じ3位タイにイアン・ポルター(英)とスティーブ・フレッシュ(米)がつけている。
「リーダーボードは常にチェックしていた」と言うミケルソンは、風がほとんど吹いていなかった午前スタートの恩恵を受け、前半だけでバーディを3つ奪って優勝戦線に浮上。厄介な風が吹き出した午後も「クラブ選択を慎重にして、グリーンの落としどころに注意した」結果、危なげないプレーでノーボギー。17番では10メートル近いバーディパットを沈めて見せ場を作り、「上位をキープすることができていたので、焦ったり、無理したりせずにプレーできた」と、納得の表情を浮かべた。
「欲を言えば、この時点でトップに立っていたかったけれど、パットが好調なので気分が良いよ」と話した天才レフティは、2年ぶり3度目のグリーンジャケットを引き寄せつつある。
一方、イライラが募ったのがタイガー・ウッズ(米)。年間グランドスラムを達成するためにも、是が非でも獲りたいタイトルだが、バーディを奪ったかと思うと、すぐにボギーが出る不安定なラウンド。特に前日冴えていたアイアンショットがピンに絡む場面がほとんどなく、バーディチャンスを演出することができなかった。
初日イーグルを奪取した15番パー5でもティーショットを右の林に入れ、2打目が左のラフにつかまり、3打目はグリーンの奥深く。チャンスホールをものにできず、パーにとどまり、1アンダー71。通算1アンダーはトップに7ストローク(13位タイ)の大差をつけられた。
36ホール終了時点で首位に6打差を逆転したことはあるが、7打差をひっくり返すのは未体験ゾーン。大逆転勝利をもぎ取るには、下り坂の天候にめげず、ムービングデーの明日、ビッグスコアをマークするしかなくなった。
今季メジャー初戦、第72回 マスターズはジョージア州オーガスタのオーガスタナショナルGCを舞台に、現地時間の11日、第2ラウンドの競技を終了。この日ノーボギーの4アンダー68をマークしたミケルソンが通算5アンダーとし、第1ラウンドの11位タイから3位タイに順位を上げた。
首位は2日連続4アンダー68で回ったトレバー・イメルマン(南ア)で通算8アンダー。1打差の2位にブラント・スネデカー(米)が続き、ミケルソンと同じ3位タイにイアン・ポルター(英)とスティーブ・フレッシュ(米)がつけている。
「リーダーボードは常にチェックしていた」と言うミケルソンは、風がほとんど吹いていなかった午前スタートの恩恵を受け、前半だけでバーディを3つ奪って優勝戦線に浮上。厄介な風が吹き出した午後も「クラブ選択を慎重にして、グリーンの落としどころに注意した」結果、危なげないプレーでノーボギー。17番では10メートル近いバーディパットを沈めて見せ場を作り、「上位をキープすることができていたので、焦ったり、無理したりせずにプレーできた」と、納得の表情を浮かべた。
「欲を言えば、この時点でトップに立っていたかったけれど、パットが好調なので気分が良いよ」と話した天才レフティは、2年ぶり3度目のグリーンジャケットを引き寄せつつある。
一方、イライラが募ったのがタイガー・ウッズ(米)。年間グランドスラムを達成するためにも、是が非でも獲りたいタイトルだが、バーディを奪ったかと思うと、すぐにボギーが出る不安定なラウンド。特に前日冴えていたアイアンショットがピンに絡む場面がほとんどなく、バーディチャンスを演出することができなかった。
初日イーグルを奪取した15番パー5でもティーショットを右の林に入れ、2打目が左のラフにつかまり、3打目はグリーンの奥深く。チャンスホールをものにできず、パーにとどまり、1アンダー71。通算1アンダーはトップに7ストローク(13位タイ)の大差をつけられた。
36ホール終了時点で首位に6打差を逆転したことはあるが、7打差をひっくり返すのは未体験ゾーン。大逆転勝利をもぎ取るには、下り坂の天候にめげず、ムービングデーの明日、ビッグスコアをマークするしかなくなった。