海外男子
石川、晴れ舞台はホロ苦黒星発進
2009年10月9日(金)午前10:30
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石川遼は憧れのタイガー・ウッズ(米)相手になす術もなく、マッチ初戦は黒星に終わった。
2年に1度、米国チームとインターナショナルチーム(欧州を除く)が名誉をかけて団体戦で戦うザ・プレジデンツカップが現地時間8日、カリフォルニア州サンフランシスコのハーディング・パークGCで開幕した。初日は2人1組のフォーサム(2人1組で1つのボールを交互に打つ)6マッチを行い、第5マッチに登場した石川はジェフ・オギルビー(豪)とのペアで、タイガー&スティーブ・ストリッカーの最強コンビと激突することに。
開会式では「18歳でこれほど成熟したゴルフをするプレーヤーを私はかつて見たことがない。ビールも飲んだことのないというのに、凄いと思いませんか?」と推薦で石川を選んだインターナショナルチームのキャプテン、グレッグ・ノーマン(豪)が大絶賛。初日の1番ホールでは「緊張して、緊張してどうしようもなかった」と言うが、言葉とは裏腹にタイガーと全く遜色のないドライバーショットを炸裂させ、フェアウェイ左をとらえ喝采を浴びた。しかし2番でタイガーがおよそ5メートルのバーディパットを沈めたのを合図に、米国チームの快進撃が始まる。ハーフターン時点で一度もリードを譲ることなく4アップで石川らのインターナショナルチームを圧倒。折り返し直後の10番で5アップとリードを広げ、最後は14番パー3でタイガーが5メートル弱のバーディパットを沈めたところで米チーム6アンド4(4ホールを残して6アップ)の勝利が決まった。
勝った米国チームは「2人のコンビネーションが良かった。お互いの良いところを引き出せた」(ストリッカー)、「プレーオフシリーズでずっとスティーブ(ストリッカー)と同じ組で回って来たから、お互いのゴルフは知り尽くしている。息が合ったプレーが出来た」(タイガー)とチームワークの良さを強調した。
敗れた石川は「流れがこないまま、マッチが終わってしまった感じ。悔しいですけど、相手の強さを認めざるを得ません。でもこのままじゃ終われません。最善を尽くして、4日目には笑顔で終われるようにしたいです」と悔しさを滲ませながらも前を向いた。
2日目はフォーボール(2人のうち良い方のスコアを採用する)マッチ。本人の言う通り“最後に笑う”ためには、持ち前の攻めのゴルフに徹するしかない。
2年に1度、米国チームとインターナショナルチーム(欧州を除く)が名誉をかけて団体戦で戦うザ・プレジデンツカップが現地時間8日、カリフォルニア州サンフランシスコのハーディング・パークGCで開幕した。初日は2人1組のフォーサム(2人1組で1つのボールを交互に打つ)6マッチを行い、第5マッチに登場した石川はジェフ・オギルビー(豪)とのペアで、タイガー&スティーブ・ストリッカーの最強コンビと激突することに。
開会式では「18歳でこれほど成熟したゴルフをするプレーヤーを私はかつて見たことがない。ビールも飲んだことのないというのに、凄いと思いませんか?」と推薦で石川を選んだインターナショナルチームのキャプテン、グレッグ・ノーマン(豪)が大絶賛。初日の1番ホールでは「緊張して、緊張してどうしようもなかった」と言うが、言葉とは裏腹にタイガーと全く遜色のないドライバーショットを炸裂させ、フェアウェイ左をとらえ喝采を浴びた。しかし2番でタイガーがおよそ5メートルのバーディパットを沈めたのを合図に、米国チームの快進撃が始まる。ハーフターン時点で一度もリードを譲ることなく4アップで石川らのインターナショナルチームを圧倒。折り返し直後の10番で5アップとリードを広げ、最後は14番パー3でタイガーが5メートル弱のバーディパットを沈めたところで米チーム6アンド4(4ホールを残して6アップ)の勝利が決まった。
勝った米国チームは「2人のコンビネーションが良かった。お互いの良いところを引き出せた」(ストリッカー)、「プレーオフシリーズでずっとスティーブ(ストリッカー)と同じ組で回って来たから、お互いのゴルフは知り尽くしている。息が合ったプレーが出来た」(タイガー)とチームワークの良さを強調した。
敗れた石川は「流れがこないまま、マッチが終わってしまった感じ。悔しいですけど、相手の強さを認めざるを得ません。でもこのままじゃ終われません。最善を尽くして、4日目には笑顔で終われるようにしたいです」と悔しさを滲ませながらも前を向いた。
2日目はフォーボール(2人のうち良い方のスコアを採用する)マッチ。本人の言う通り“最後に笑う”ためには、持ち前の攻めのゴルフに徹するしかない。