海外男子
タイガー、ミラクル連発で単独トップ!
2008年6月15日(日)午後3:50
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タイガー・ウッズ(米)がミラクルの連発で単独トップに躍り出た。
米男子ツアーの今季メジャー第2戦、第108回全米オープンはカリフォルニア州サンディエゴ郊外のトリーパインズGCを舞台に現地時間の14日、第3ラウンドを行った。首位に1打差の2位タイからスタートしたタイガーは、出だしの1番でいきなりダブルボギーを叩いてつまずいたが、後半に入って2イーグル、1バーディ(2ボギー)の猛チャージ。通算3アンダーまでスコアを伸ばし、2位のリー・ウェストウッド(英)に1打差をつけてメジャー制覇に王手をかけた。
圧巻だったのはティーショットを大きく右に曲げた13番パー5。「最悪のティーショット」と本人は自嘲気味に語ったが、4月に手術した左ひざの痛みのせいか、ギャラリーが踏み荒らしたラフまで届くミスショット。ところがそこから目の覚めるような1打でピン奥をとらえると、約21メートルのパットをねじ込みイーグルを奪取。すると優勝を決めたかのような雄たけびが飛び出した。
それだけでもスーパープレーだが、終盤の17番では第2打をグリーン脇のラフに打ち込みながら、第3打のアプローチがピン手前にワンバウンドしてカップに吸い込まれるミラクルバーディ。これにはタイガー本人も信じられない、といった様子で思わず照れ笑いが飛び出した。さらに最終18番ではピン奥からの下りの難しいスライスラインを沈めて再びイーグル。通算3アンダーで単独トップのポールポジションをゲットした。
「ひざは確かに痛い。でも明日はきっと楽しいことが起こるはず。できれば今日のように浮き沈みがないと良いけれど」と、不敵な笑みを浮かべたタイガー。これまでメジャーで第3ラウンドを終えてトップ(タイを含む)に立ったときの勝率は100パーセントだけに、本命の勝利は確実になってきた。
その他、日本勢で唯一予選を突破した今田竜二は1アンダー70で回り、通算6オーバーで24位タイへ浮上。前日までタイガーと死闘を繰り広げたフィル・ミケルソン(米)はこの日、13番パー5で『9』を叩く乱調で通算9オーバー47位タイへ後退した。
米男子ツアーの今季メジャー第2戦、第108回全米オープンはカリフォルニア州サンディエゴ郊外のトリーパインズGCを舞台に現地時間の14日、第3ラウンドを行った。首位に1打差の2位タイからスタートしたタイガーは、出だしの1番でいきなりダブルボギーを叩いてつまずいたが、後半に入って2イーグル、1バーディ(2ボギー)の猛チャージ。通算3アンダーまでスコアを伸ばし、2位のリー・ウェストウッド(英)に1打差をつけてメジャー制覇に王手をかけた。
圧巻だったのはティーショットを大きく右に曲げた13番パー5。「最悪のティーショット」と本人は自嘲気味に語ったが、4月に手術した左ひざの痛みのせいか、ギャラリーが踏み荒らしたラフまで届くミスショット。ところがそこから目の覚めるような1打でピン奥をとらえると、約21メートルのパットをねじ込みイーグルを奪取。すると優勝を決めたかのような雄たけびが飛び出した。
それだけでもスーパープレーだが、終盤の17番では第2打をグリーン脇のラフに打ち込みながら、第3打のアプローチがピン手前にワンバウンドしてカップに吸い込まれるミラクルバーディ。これにはタイガー本人も信じられない、といった様子で思わず照れ笑いが飛び出した。さらに最終18番ではピン奥からの下りの難しいスライスラインを沈めて再びイーグル。通算3アンダーで単独トップのポールポジションをゲットした。
「ひざは確かに痛い。でも明日はきっと楽しいことが起こるはず。できれば今日のように浮き沈みがないと良いけれど」と、不敵な笑みを浮かべたタイガー。これまでメジャーで第3ラウンドを終えてトップ(タイを含む)に立ったときの勝率は100パーセントだけに、本命の勝利は確実になってきた。
その他、日本勢で唯一予選を突破した今田竜二は1アンダー70で回り、通算6オーバーで24位タイへ浮上。前日までタイガーと死闘を繰り広げたフィル・ミケルソン(米)はこの日、13番パー5で『9』を叩く乱調で通算9オーバー47位タイへ後退した。