海外男子
逆転なるか? タイガーが5差7位タイ浮上!
2009年8月30日(日)午後1:59
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タイガー・ウッズ(米)が逆転優勝を射程圏内にとらえた。
米男子ツアーは今週からフェデックスカッププレーオフシリーズ4試合に突入した。現地時間29日に行われた同シリーズ第1戦ザ・バークレイズ(ニュージャージー州ジャージシティ、リバティ・ナショナルGC)第3ラウンドで、前日パターが不調だったタイガーがようやく本領を発揮。5バーディ、1ボギーの4アンダー67とスコアを伸ばし、通算4アンダーで首位タイに5打差の7位タイに浮上した。
トップタイはポール・ゴイドス(米)とスティーブ・マリーノ(米)の2人で通算9アンダー。2打差の3位タイに前日のトーナメントリーダーで今季のルーキー優勝第1号を狙うウェブ・シンプソン(米)とフレデリック・ヤコブソン(スウェーデン)が続いている。07年の今大会チャンピオン、スティーブ・ストリッカー(米)が通算6アンダー5位、現在同カップポイントランク124位のヒース・スローカム(米)が通算5アンダー単独6位につける展開。
「13番と18番のパーセーブが大きかったね」とタイガーはこの日のラウンドを振り返った。13番パー5では2オンを狙った第2打が本人いわく「30センチ近くダフって」池につかまりながらも、打ち直しの4打目をピンそばにぴたりと寄せてパーセーブに成功。最終18番ではティーショットを曲げ、4メートル強のパーパットを残したが、完全に読み切って沈めスコアを落とさずに済んだ。「特に18番のパットは良かった。上位は終盤スコアを伸ばしてくると思ったから、あれを沈めるか外すかでは、状況が全く変わっていたところ。逆転? (首位タイと)7打差以内なら何とかなる」と今季6勝目に照準を合わせた。
前日までは「ティーショットもすごく良かったしアイアンもキレていた。ただパットだけがどうにも入らなかった」と言い、チャンスにパットが決まらないイライラで2日連続ラウンド後の会見を拒否したほど。「グリーンはほぼすべて、スネークライン(途中で左右に曲がるライン)。こんなに読みが難しいグリーンは滅多にない」とタイガー。そのグリーンをいかに攻略するかが最終日、勝敗の鍵を握りそうだ。
その他、タイガーと同じ7位タイにパドレイ・ハリントン(アイルランド)、ザック・ジョンソン(米)、イアン・ポルター(英)ら。前日9位タイに浮上したアーニー・エルス(南ア)はスコアを伸ばし切れず、通算3アンダー12位タイに後退した。また、ジム・フューリック(米)がスタートから2番までキャディバッグに規定より多い15本のクラブを携帯したため、1番と2番にそれぞれ2打罰を加算。だが、中盤以降に5つのバーディを奪って通算1アンダー22位タイに踏みとどまった。
尚、日本勢で唯一出場した今田竜二はすでに予選で姿を消している。
米男子ツアーは今週からフェデックスカッププレーオフシリーズ4試合に突入した。現地時間29日に行われた同シリーズ第1戦ザ・バークレイズ(ニュージャージー州ジャージシティ、リバティ・ナショナルGC)第3ラウンドで、前日パターが不調だったタイガーがようやく本領を発揮。5バーディ、1ボギーの4アンダー67とスコアを伸ばし、通算4アンダーで首位タイに5打差の7位タイに浮上した。
トップタイはポール・ゴイドス(米)とスティーブ・マリーノ(米)の2人で通算9アンダー。2打差の3位タイに前日のトーナメントリーダーで今季のルーキー優勝第1号を狙うウェブ・シンプソン(米)とフレデリック・ヤコブソン(スウェーデン)が続いている。07年の今大会チャンピオン、スティーブ・ストリッカー(米)が通算6アンダー5位、現在同カップポイントランク124位のヒース・スローカム(米)が通算5アンダー単独6位につける展開。
「13番と18番のパーセーブが大きかったね」とタイガーはこの日のラウンドを振り返った。13番パー5では2オンを狙った第2打が本人いわく「30センチ近くダフって」池につかまりながらも、打ち直しの4打目をピンそばにぴたりと寄せてパーセーブに成功。最終18番ではティーショットを曲げ、4メートル強のパーパットを残したが、完全に読み切って沈めスコアを落とさずに済んだ。「特に18番のパットは良かった。上位は終盤スコアを伸ばしてくると思ったから、あれを沈めるか外すかでは、状況が全く変わっていたところ。逆転? (首位タイと)7打差以内なら何とかなる」と今季6勝目に照準を合わせた。
前日までは「ティーショットもすごく良かったしアイアンもキレていた。ただパットだけがどうにも入らなかった」と言い、チャンスにパットが決まらないイライラで2日連続ラウンド後の会見を拒否したほど。「グリーンはほぼすべて、スネークライン(途中で左右に曲がるライン)。こんなに読みが難しいグリーンは滅多にない」とタイガー。そのグリーンをいかに攻略するかが最終日、勝敗の鍵を握りそうだ。
その他、タイガーと同じ7位タイにパドレイ・ハリントン(アイルランド)、ザック・ジョンソン(米)、イアン・ポルター(英)ら。前日9位タイに浮上したアーニー・エルス(南ア)はスコアを伸ばし切れず、通算3アンダー12位タイに後退した。また、ジム・フューリック(米)がスタートから2番までキャディバッグに規定より多い15本のクラブを携帯したため、1番と2番にそれぞれ2打罰を加算。だが、中盤以降に5つのバーディを奪って通算1アンダー22位タイに踏みとどまった。
尚、日本勢で唯一出場した今田竜二はすでに予選で姿を消している。