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国内女子

ユ・ソヨンの強みは1ヤード刻みのショット力 畑岡奈紗は米ツアーで優勝した実力を披露

2018年10月1日(月)午後1:00

 国内女子ツアーのメジャー第3戦 日本女子オープンゴルフ選手権競技(千葉県/千葉カントリークラブ 野田コース)はユ・ソヨン(韓)の優勝で幕を閉じた。スポット参戦で世界ランキング4位(10月1日時点)の実力を見せた強さ、大会3連覇を狙った畑岡奈紗のプレーを小田美岐プロが、CS放送「ゴルフネットワーク」で放送中「週刊ぎゅっと国内ツアー(毎週月曜日11時初回放送)」の中で振り返った。
 
世界ランキング4位ユ・ソヨンの強さが光った今大会
 第1ラウンド前、練習場で見た時はそれほど調子が良くない感じでしたが、1、2、3番とホールを重ねるごとにショットの精度が良くなってきて、お手本になるゴルフで4日間プレーしていました。

 今大会に出場しているのは日本のトップ選手で各々実力があります。100ヤード以内、特にウェッジを持つショットは1ヤード、2ヤード刻みで打てないと日本でもトップになれないのは同じだと思いますが、彼女の場合はそれをユーティリティで狭いエリアに置きながらキャリーでのコントロールが出来ていました。そのショット力はさすがでしたね。左右のブレではなく前後で合わせるのはなかなか出来るものはないですよ。さらにこの難しいコース設定、この天候の中での通算15アンダーでの優勝は素晴らしいの一言です。
 
大会3連覇を狙った畑岡奈紗 米女子ツアーを主戦とする強さが垣間見えた4日間 
 今年の米ツアー「ウォルマートNWアーカンソー選手権」で初優勝を挙げて「エビアン選手権」でも優勝争いをしました。自分に厳しく、自分を追い込んでいくタイプで、1つのミスショットが続いてしまう悪い部分があるとインタビューで言っていましたが、今週は本当に我慢して忍耐力のあるゴルフをしていたと思います。

 最終日は”ノーボギーの60台で回らないと上位には行けないぞ”というゴルフを見せてくれたあたりは、やっぱりLPGAで戦っている選手なんだなと感じました。そういう意味では日本選手にも刺激になったと思います。

 3連覇を期待する声が多く、取材でもずっとこの事を言われてしまうので、どうしてもナーバスになってしまう、意識してしまう部分はあったと思います。その中で相手がユ・ソヨン選手で2位に入れたことは素直に褒めてあげて欲しいと思います。

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2018 日本女子オープンゴルフ選手権競技
9月27日(木)~9月30日(日)

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