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ニクラスが過密なメジャースケジュールについて言及

2019年9月5日(木)午後0:12

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 今年のメジャースケジュールは例年とは著しく異なっていた。全米プロの8月から5月への移行により、4つのメジャートーナメントは4月から7月のわずか15週の間にプレーされた。要約されたスケジュールはプレーオフとNFLが本格的に始まる前にシーズンを終了させたいという要望に対応するために組み込まれたものだ。

 これには現場からも批判の声が起こっている。7月の全英オープンでジャスティン・ローズ(英)は主要なスケジュールが「凝縮され過ぎている」と言及。「メジャーチャンピオンシップはもっとも守られているものであるべきだと思う。それによって私たちのキャリアのすべてが最終的に測定される。それがメジャーです」。

 前週のオメガ・ヨーロピアンマスターズではローリー・マキロイ(北アイルランド)が、1月の全豪オープンから現在進行形で行われるの全米オープンまで9か月にわたってビッグタイトルを競うテニスのような形式であるべきだと提案した。

 そしてこの問題に対し、現在最多「18」のメジャータイトルを誇るジャック・ニクラス(米)が口を開いた。「負傷したり、スランプにもがいている場合、トーナメントが近づきすぎて調子を元に戻せないという観点から新しいスケジュールは好きではない」と御大。また、各メジャーに備えるために何週間も選手が休むことがツアー全体にどのように影響するかも心配した。実際にタイガー・ウッズ(米)は4月のマスターズから7月の全英オープンまでメジャーでないトーナメントで1試合しかプレーしていない。

「選手たちは多くのトーナメントをスキップしなければならなかった。それはツアーにとっても残念なことだと思う。多くのドルが重要であることは知っているが、何年もプレーされてきた偉大なトーナメントの伝統が負けるほど重要ではないと思う」。

 結局のところ来季のスケジュールは4月にマスターズ、5月に全米プロ、6月に全米オープン、7月に全英オープン、オリンピックが開催。8月にプレーオフ、9月にライダーカップと、トッププレーヤーたちにとってさらに詰め込まれることとなってしまった。

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