国内女子
鈴木愛「今までで一番長かった1年間」2年ぶりの賞金女王奪還のシーズンを振り返る
2019年12月2日(月)午後6:30
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国内女子ツアーの最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で5位タイに入り、渋野日向子、申ジエを振り切って2年ぶりに賞金女王となった鈴木愛が、2019年シーズンとともに今大会を振り返った。
―賞金女王になった気持ちは
もちろん嬉しいですが、ほっとしている部分が大きいです。今日(最終日)はあまり他の人のプレーも気にせずにできましたし、今週に入って初めて良いラウンドができたので、とても満足しています。
―前日までと気持ちの変化は
私も人間ですので、人のスコアも多少気になりました。追いかけられる立場の方が有利とは思いましたが、下から上がってくる怖さを2017年にも味わっているので、それをもう一度感じるというのはやはりちょっと不安な部分はありました。
でも人のスコアを気にしていても仕方がないので、とにかく自分が良いプレーをして悔いなく終われたら、あとは運に任せるしかないと思いました。
―緊張はしましたか?
練習では全然なかったですが、やはりティーイングエリアに立つとちょっとドキドキしました。ある程度良い成績でないと負けてしまうというのは頭の中にあったので、とにかく良いプレーをしようとだけ考えて回りました。
―ラウンド中に考えていたこと
あまりゴルフの話はしなくて、食べ物とかプライベートな話をキャディさんとすることができて、本当にリラックスして回れました。3日目まではスコアであったり賞金女王のことを考える部分が凄く多かったですが、あと18ホールしかないと思って切り替えられたので、今日は本当に楽しく回れたかなと思います。
―大会期間中の4日間は長かったですか?
前回の賞金女王の時よりさらに長く感じました。1回目の時ももちろん緊張はしましたが、一回あの経験を味わっているからこそ2回目は嫌な気持ちが倍増して、昨日はドキドキしながら眠りにつきました。不安な部分がかなり大きかったです。
―後半戦の怒涛の追い上げで賞金女王になりましたが、今シーズンを振り返って
山あり谷ありという感じでした。予選落ちから始まり、すぐに優勝して、その後に交通事故に遭ったりケガもしたり。ゴルフが嫌になっていろいろ考えた年でもあったので、今までで一番長かった一年間だと感じています。
本当に良いことも悪いこともたくさんあった年だったので、今考えると7勝できた感じもしていないです。終わってみたら7勝という感じだったので、嫌な時に休んだりすることも凄く必要だなと感じました。また色々な経験ができてとても濃い一年になりました。
―前回の賞金女王と今回の違いは
前回はあまり優勝できなくて、とにかく上位に食い込んでの賞金女王でしたが、今回は自力で7勝できました。残り試合が少ない中での大逆転だったので、誰も想像していなかったですし、自分自身が一番想像していなかったです。今回は追いかける立場でここまで来れましたので、また前回と違った賞金女王の経験ができて、これは今後に活かしたいと思います。
―渋野、申ジエとの争いは
最後まで誰が勝つか分からない展開で、観ている方はとても面白かったと思いますが、申ジエさんも渋野さんもプレッシャーを感じている部分はあったと思います。私も同じだけのプレッシャーはありましたが、練習してきたことが最後にちょこっとしたところで上回ったのかなと思います。
私の勝てる部分は練習量だけかなと思うので、お二人に勝てて嬉しいですし、お二人のお陰でここまで頑張って来れたので感謝しています。
―2019年も残り一ヶ月を切りましたが何かやりたいことはありますか?
復帰してからはゴルフのことばかり考えてきたので、まずはゆっくり休みたいのと、遊びに行きたいと思います。ディズニーランドへ(笑)。
―自分へのご褒美は
今の時点では仕事が詰まっているので、もう少し落ち着いてから考えたいです。
―賞金女王として臨む来シーズンへの意気込みは?
去年、「賞金女王」がこんなにも肩に重くのし掛かるんだなということを感じました。その有難い経験がまた来年できるということで楽しみにしていますし、(米ツアーの)TOTOジャパンクラシックに勝てたので、海外の出れる試合に出ていこうかなと思っています。
―東京五輪に対する思いは
東京でやるのは自分が現役選手でいるうちにはもうないと思うので、出るなら東京で出たいです。凄く出たいという思いもありますが、あまり意識しすぎず、「出れたらいいな」くらいに思っていた方が結果はついてくるかなと思います。
―来年の最大の目標は
今まで海外メジャーであまり良い成績を残せていないので、まずは海外の試合で良い成績を収めることが一つの目標です。あとは、また来年も賞金女王争いができるように頑張りたいです。
―賞金女王になった気持ちは
もちろん嬉しいですが、ほっとしている部分が大きいです。今日(最終日)はあまり他の人のプレーも気にせずにできましたし、今週に入って初めて良いラウンドができたので、とても満足しています。
―前日までと気持ちの変化は
私も人間ですので、人のスコアも多少気になりました。追いかけられる立場の方が有利とは思いましたが、下から上がってくる怖さを2017年にも味わっているので、それをもう一度感じるというのはやはりちょっと不安な部分はありました。
でも人のスコアを気にしていても仕方がないので、とにかく自分が良いプレーをして悔いなく終われたら、あとは運に任せるしかないと思いました。
―緊張はしましたか?
練習では全然なかったですが、やはりティーイングエリアに立つとちょっとドキドキしました。ある程度良い成績でないと負けてしまうというのは頭の中にあったので、とにかく良いプレーをしようとだけ考えて回りました。
―ラウンド中に考えていたこと
あまりゴルフの話はしなくて、食べ物とかプライベートな話をキャディさんとすることができて、本当にリラックスして回れました。3日目まではスコアであったり賞金女王のことを考える部分が凄く多かったですが、あと18ホールしかないと思って切り替えられたので、今日は本当に楽しく回れたかなと思います。
―大会期間中の4日間は長かったですか?
前回の賞金女王の時よりさらに長く感じました。1回目の時ももちろん緊張はしましたが、一回あの経験を味わっているからこそ2回目は嫌な気持ちが倍増して、昨日はドキドキしながら眠りにつきました。不安な部分がかなり大きかったです。
―後半戦の怒涛の追い上げで賞金女王になりましたが、今シーズンを振り返って
山あり谷ありという感じでした。予選落ちから始まり、すぐに優勝して、その後に交通事故に遭ったりケガもしたり。ゴルフが嫌になっていろいろ考えた年でもあったので、今までで一番長かった一年間だと感じています。
本当に良いことも悪いこともたくさんあった年だったので、今考えると7勝できた感じもしていないです。終わってみたら7勝という感じだったので、嫌な時に休んだりすることも凄く必要だなと感じました。また色々な経験ができてとても濃い一年になりました。
―前回の賞金女王と今回の違いは
前回はあまり優勝できなくて、とにかく上位に食い込んでの賞金女王でしたが、今回は自力で7勝できました。残り試合が少ない中での大逆転だったので、誰も想像していなかったですし、自分自身が一番想像していなかったです。今回は追いかける立場でここまで来れましたので、また前回と違った賞金女王の経験ができて、これは今後に活かしたいと思います。
―渋野、申ジエとの争いは
最後まで誰が勝つか分からない展開で、観ている方はとても面白かったと思いますが、申ジエさんも渋野さんもプレッシャーを感じている部分はあったと思います。私も同じだけのプレッシャーはありましたが、練習してきたことが最後にちょこっとしたところで上回ったのかなと思います。
私の勝てる部分は練習量だけかなと思うので、お二人に勝てて嬉しいですし、お二人のお陰でここまで頑張って来れたので感謝しています。
―2019年も残り一ヶ月を切りましたが何かやりたいことはありますか?
復帰してからはゴルフのことばかり考えてきたので、まずはゆっくり休みたいのと、遊びに行きたいと思います。ディズニーランドへ(笑)。
―自分へのご褒美は
今の時点では仕事が詰まっているので、もう少し落ち着いてから考えたいです。
―賞金女王として臨む来シーズンへの意気込みは?
去年、「賞金女王」がこんなにも肩に重くのし掛かるんだなということを感じました。その有難い経験がまた来年できるということで楽しみにしていますし、(米ツアーの)TOTOジャパンクラシックに勝てたので、海外の出れる試合に出ていこうかなと思っています。
―東京五輪に対する思いは
東京でやるのは自分が現役選手でいるうちにはもうないと思うので、出るなら東京で出たいです。凄く出たいという思いもありますが、あまり意識しすぎず、「出れたらいいな」くらいに思っていた方が結果はついてくるかなと思います。
―来年の最大の目標は
今まで海外メジャーであまり良い成績を残せていないので、まずは海外の試合で良い成績を収めることが一つの目標です。あとは、また来年も賞金女王争いができるように頑張りたいです。
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11月28日(木)~12月1日(日)