欧州ツアーのロレックスシリーズ初戦「アブダビHSBC選手権」は16日、アラブ首長国連邦のアブダビGC（7,583ヤード・パー72）で第1ラウンドが行われ、世界ランク1位のブルックス・ケプカ（米）は6アンダー3位タイと好スタートを切った。

　膝の故障で3か月ぶりの実戦復帰となるケプカは、2連続バーディを2回記録するなど6バーディ、ノーボギーの「66」をマーク。怪我明けとは思えないプレーを見せた。

　8アンダー首位タイに国内ツアー通算4勝のショーン・ノリス（南ア）、レナト・パラトーレ（伊）。6アンダー3位タイにケプカ、ジェイソン・シュライブナー（豪）、5アンダー5位タイにセルヒオ・ガルシア（スペイン）、リ・ハオトン（中）らが続く。

　日本から唯一出場の川村昌弘は3バーディ、ノーボギーの「69」で回り、3アンダー18位タイと好位置につけている。

　大会3勝のマーティン・カイマー（独）、前週Vのブランデン・グレイス（南ア）は4アンダー11位タイ、昨季覇者のシェーン・ロウリー（アイルランド）は2アンダー33位タイ、大会2勝のトミー・フリートウッド（英）は1アンダー50位タイで初日を終えた。