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古江彩佳オススメパッティングドリルをいろいろご紹介

2020年3月5日(木)午後3:13

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 前回、私がやっているラウンド前のパッティング練習を紹介しました。まず、パッティンググリーンに上がったら、自分の気持ちがいいと思うストロークでボールを転がし、グリーンの速さをチェックしながら、その日の距離感をつかむという練習です。

 今回は、そのほかによくやるパッティング練習をいくつか紹介したいと思います。

 1つは、1カ所にティを刺し、そこから5歩のところにもう1本ティを刺します。そして、その5歩の距離の距離感を意識ながらボールを転がします(写真①②)。

写真①②
 
 2本のティを刺す場所は、時間がない場合は平坦なところでいいのですが、もしたっぷり時間がある場合は、平坦なところだけでなく、上り・下りライン、フック・スライスラインになるようにティを刺しましょう。そうすれば、「今日のグリーンは上りの5歩ならこれぐらいの強さ」という基準が出来上がり、それより長くなっても短くなっても距離の調節が簡単にできるようになるからです。

 また、練習の最後には、ラウンド中は確実に入れたい1m前後の距離をしっかりやるようにしています(③④)。

写真③④

 この練習時には、カップを中心に半径1mのところをグルッと周り、だいたい5~6カ所からボールを打ちます。そうすれば、いろいろなラインにも慣れることができるからです。

 このようにラウンド前の練習は、グリーンの速さを確認して、距離感をつかむということに重点をおけばいいと思いますが、普段、パッティング練習をやる機会があれば、それぞれの課題を持って取り組むようにするといいでしょう。

 私の場合、ラウンド後の練習では明日のラウンドで入れたい距離、たとえば3~4mのバーディパットをイメージして、繰り返しその距離を打つことがありますが、ただ何となくストロークをして、寄った、寄らないと一喜一憂するよりは効率的な練習になるような気がします。

 とくに皆さんの場合、長い時間練習することは難しいと思うので、できるだけ密度の濃い練習をするようにしてください。

古江彩佳(ふるえ・あやか)
2000年5月27日、兵庫県生まれ。小・中・高時代は数々の大会で優勝。滝川二卒業後、六甲国際ゴルフ倶楽部に研修生として就職。19年の富士通レディースで、史上7人目のアマチュア優勝を飾り、プロテストを免除される形でプロ入りを果たした。プロ転向初戦は予選落ちしたが、大王製紙エリエールレディスオープン4位タイ、リコーカップ2位タイに。20年はプロとして初優勝を目指す。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2020/2/28 発売号より転載)

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