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逆目のライでのミスを防ぐには? パターを手にすればチャックリにならない

2025年3月26日(水)午前10:17

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 エッジまで5ヤード、エッジからピンまで5ヤードという計10ヤード前後のアプローチ。ライは悪くないけど、芝が逆目という状況の場合、皆さんはどのクラブを手にしますか?

 エッジまでの距離があるので、ほとんどのゴルファーはウェッジを持つはず。ただ、問題は、ライが逆目だということ。ウェッジで逆目から打つと、ザックリのミスが出やすくなるからです。

 そこで覚えておきたいのが、パターでのアプローチです。

 PGAツアーを見ていると分かるのですが、トップクラスのプレーヤーは我々が思っている以上にアプローチでパターを使います。それは、パターの方がミスの確率が少ないことを知っているからです。

 また、ウェッジで打つ場合は、グリーンの傾斜によって落としどころを考えなければいけないわけですが、パターの場合は距離感だけを考えて打てるという利点もあります。

 とはいえゴルファーの中には、パターを持つことよりも、ウェッジを使う回数の方が圧倒的に多いので、「ウェッジの方が寄せる自信がある」という人もいるでしょう。

 しかし、ショートゲームのコーチとして名を馳せたデーブ・ペルツは、「自信があるからといって、結果がいいとは限らない」と言っています。さらに彼は、「自分が得意だという先入観よりも、どちらがいい結果になるかを検証するべきだ」とも言っています。

 皆さんも、ぜひこの検証をやってみてください。パターが思ったよりも使えるクラブであることが分かると思います。

 もちろん、ウェッジの方がいいと思う人は、ウェッジを使えばいいと思います。そんな人のために、距離が短い逆目のライでも失敗する確率が少なくなる打ち方をお教えしましょう。

 短い距離ほど、フェースにボールをしっかり乗せて、少しスピンが効くような打ち方をするのが正解です。

 そのために、ボールを少し右寄り、右足の小指の前辺りに置きます。そうすればダフリの危険性が減るからです。また、ボールを右に置いた分、少しハンドファーストで構え、同時にフェースを少し開きます。

 そして打つ際は、手首の角度を変えずに体の回転だけで打ちましょう。このように打てば、当たりが強くなるので、振り幅も小さくてすみ、その分ミートしやすくなります。

 もちろん、ソールを地面に当てて滑らせながら打つという方法もありますが、逆目の場合、ヘッドがつっかかってチャックリになる可能性があります。逆目の場合は、最下点の手前にボールを置いて、しっかりフェースにボールを乗せるようにしましょう。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #128」より(放送・見逃し配信中)

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