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池田、粘りのゴルフで18位タイ発進! WGCシリーズ最終戦

2011年11月4日(金)午前11:37

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 池田勇太が不屈の闘志で巻き返し、優勝が狙える位置で初日を終えた。

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季最終戦、WGC-HSBCチャンピオンズ第1ラウンド(現地時間3日/中国、シャーシャン・インターナショナルGC)は、7アンダー65でプレーしたキーガン・ブラッドリー(米)が単独首位に立ったが、5打差以内に29人がひしめく混戦模様。そんな中、池田は世界のトッププレーヤーたちの激戦に加わっている。

 だが、この日は苦しいプレーが続いた。10番からスタートすると、13番でダブルボギーが先行。14番のバーディで一息ついたのも束の間、15番でもボギーを叩いて2オーバーに逆戻りしてしまったのだ。

 しかし、池田は粘り強かった。18番のバーディで息を吹き返し、3番でもバーディ。ようやくイーブンパーにスコアを戻すと、6番、8番とバーディを奪って2アンダー70でこの日のプレーを終えた。

「アプローチやパットがうまく決まってくれた」と振り返る通り、ショットの不調をショートゲームでカバー。首位のブラッドリーとは5打差ながら、逆転優勝も可能な位置につけて巻き返しに意欲を燃やしている。

 アジアンツアーでも看板選手の一人である平塚哲二は、イーブンパー72で39位タイ。それでも、内容はボロボロの中、何とかスコアを作ってきたこと、「ラッキー」時を取り直すたくましさをみせている。

 その他、藤田寛之と松村道央は、ともに2オーバー74で54位タイと出遅れている。

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