宮里藍が米ツアー最終戦出場を断念し、国内戦で大暴れを目論んでいる。

　米女子ツアー3年目の宮里は、待望のツアー初優勝は今季も手にすることができず、次週に控えた最終戦のADT選手権出場も確定しないまま、この時期を迎えた。予定では、ミズノクラシック出場後米ツアーに戻り、最終戦出場にかけるはずだったが、思い切ってこれをやめ、急遽14日からの国内女子ツアー、伊藤園レディスゴルフトーナメント（千葉・グレートアイランドC）出場を決めた。

　5年前、ミヤギテレビ杯でアマチュアのまま優勝し、その後プロ転向を決意。プロとしてデビューを飾った思い出の大会で結果を残そうと気合は十分。来季につながる自信を取り戻したいところだ。

　一方、佳境に入った賞金女王争いもヒートアップしている。賞金ランキング1位の李知姫（韓）、同2位福嶋晃子、今季未勝利ながら同3位につける横峯さくららがいずれも必勝態勢で参戦。こちらにも注目だ。