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国内男子

宮里(聖)、高橋がトップタイ発進! 遼クン5打差42位タイ

2008年5月1日(木)午後7:10

 開幕から3試合連続の予選通過がかかる石川遼だが、第1ラウンドのスタートダッシュはならなかった。

 国内男子ツアーの中日クラウンズが1日、愛知の名門、名古屋GC和合Cで開幕した。プロとしてツアー3戦目の出場となる石川は1オーバー71で回り、4アンダー66でトップに並んだ宮里聖志、高橋竜彦に5打差の42位タイで第1ラウンドを終えた。

「プロ転向は早すぎたのでは」という周囲の心配をよそに、ここ2戦、まったく予選カットラインを気にする必要のない、16歳らしからぬプレーを続けてきた石川。この日は、今大会、過去3連覇を含む5勝を挙げている尾崎将司、深堀圭一郎と共にスタート。すると、いきなり368ヤード、1番パー4のティーショットを、持ち前の飛距離を生かしてグリーン右手前のバンカーまで運ぶと、バンカー内からのアプローチショットを1メートルに寄せて楽々バーディ。続く2番でもバーディを奪って、順調にスコアを伸ばすかと思われたが、3番からまさかの3連続ボギー。前半を1オーバーで折り返す。

 気を取り直して臨んだバックナイン。10、12番でバーディを獲り返し順位を上げるが、15、16番で再びボギーを叩いて後退。結局、1オーバー71で42位タイからのスタートとなった。

 一方、トーナメントリーダーのひとりに躍り出た宮里(聖)は、5バーディ、1ボギーの4アンダー66と安定したゴルフを披露。04年に挙げた初勝利以来、毎年まずまずの成績でシード権は確保しているが、さらに上を目指すためにもこの辺りでひとつ勝っておきたい。

 その他、最終ホールでのトリプルボギーが悔やまれる上田諭尉、前週優勝のS・K・ホ(韓)、中嶋常幸らが3アンダー67で3位タイ。昨年プロに転向した招待選手、17歳のタッド・フジカワ(米)は1アンダー69で回り19位タイ。また、石川と同組でプレーした尾崎は4オーバー74で82位タイと出遅れた。

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