当時15歳の若さで国内男子ツアー優勝を果たした石川遼（杉並学院高校1年）を巡る戦いが激化している。

　10日午後、都内のホテルでプロ転向会見を行うことが決まった石川を巡り、かねてより所属先や契約メーカーなどの座を勝ち取ろうと、関係者の戦いが水面下で行われていた。さらに、この戦いをコントロールするマネージメントにも立候補する会社が後を絶たず、その金額は2億円以上といわれている。

　それでも石川が高校生アマでいる間は、表立って動くことができなかったが、プロになってしまえば話は別。争奪戦が一気にヒートアップするのは確実だ。

　もっともプロの契約は、その後の活躍を見込んでのもの。それだけに、石川本人がゴルフの成績をどれだけ挙げられるかを左右する用具については、慎重に検討しているようだ。