レッスン
テークバックで右サイドが詰まり気味に…その原因は?
2022年9月14日(水)午後2:07
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今回も、大和笑莉奈プロのドライバーショットの悩みを解決します。
テークバックの際は、フェース面と体の右サイドのラインを合わせ、手と体の一体感を作ってクラブを上げていくという大和プロ。しかし、ときどき右サイドが詰まり気味になり、トップで軸が左に傾いてしまう感じがするといいます。
確かにその影響か、調子が悪いときはダウンスイングで少し体が突っ込みながらクラブを下ろし、インパクトの前あたりから少し軸が右に傾くことがあります。
なぜ、テークバックで右サイドが詰まるのか?
その原因は、クラブをハーフウェイバックまで上げるまでに、手元と体との距離が近くなることにあります。そしてその結果、ダウンでクラブがアウトサイドから入りやすくなります。
なぜなら、テークバックでは基本的に右ヒジを上体の幅に置いておきたいのですが、手と体との距離が縮まると、右ヒジが体の外に出てしまうからです。そうすると右ヒジが外から戻ってくる形になり、クラブが立って入ってきてしまうことでアウトサイドから入りやすくなるのです。
これを修正するためには、テークバックで手元を遠くに持っていくようなイメージで、体の回転とともに真っ直ぐクラブを上げていくことが大事になってきます。
この動きがイメージできない人は、水がいっぱい入ったバケツを左右に揺らすように体を回転させる動きを思い浮かべてください。
また、両手を真っ直ぐ下に下ろしてから両ヒジを手前に向け、手のひらを上に向けた状態でクラブの真ん中あたりを持ち、腕の力を抜いて左右に振るのもオススメ。そうすれば、グリップと体との距離をキープしたままクラブを上げていく動きが覚えられます。
次にテークバックで手元を遠くに持っていったら、切り返しのあと、飛球線方向に大きな回転でスイングしていくことも大事です。
特にプロに多いのですが、試合でティーショットをフェアウェイの幅に入れなければならないと思うと、無駄のない一体感のあるスイングをしようとします。しかし、そういうイメージを持ちすぎると、どんどん体が硬くなって本来の動きよりも小さくなり、スピードのないスイングになってしまいます。
そうならないためにも、練習のときにはインパクトエリアでアジャストせず、遠くに上げて大きな回転でフィニッシュまで持っていく動きでボールを打ちましょう。
これをしっかりやっておけば、試合でも縮こまったスイングになることを防ぐことができ、大きな飛距離が実現します。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #2」より(放送・見逃し配信中)
テークバックの際は、フェース面と体の右サイドのラインを合わせ、手と体の一体感を作ってクラブを上げていくという大和プロ。しかし、ときどき右サイドが詰まり気味になり、トップで軸が左に傾いてしまう感じがするといいます。
確かにその影響か、調子が悪いときはダウンスイングで少し体が突っ込みながらクラブを下ろし、インパクトの前あたりから少し軸が右に傾くことがあります。
なぜ、テークバックで右サイドが詰まるのか?
その原因は、クラブをハーフウェイバックまで上げるまでに、手元と体との距離が近くなることにあります。そしてその結果、ダウンでクラブがアウトサイドから入りやすくなります。
なぜなら、テークバックでは基本的に右ヒジを上体の幅に置いておきたいのですが、手と体との距離が縮まると、右ヒジが体の外に出てしまうからです。そうすると右ヒジが外から戻ってくる形になり、クラブが立って入ってきてしまうことでアウトサイドから入りやすくなるのです。
これを修正するためには、テークバックで手元を遠くに持っていくようなイメージで、体の回転とともに真っ直ぐクラブを上げていくことが大事になってきます。
この動きがイメージできない人は、水がいっぱい入ったバケツを左右に揺らすように体を回転させる動きを思い浮かべてください。
また、両手を真っ直ぐ下に下ろしてから両ヒジを手前に向け、手のひらを上に向けた状態でクラブの真ん中あたりを持ち、腕の力を抜いて左右に振るのもオススメ。そうすれば、グリップと体との距離をキープしたままクラブを上げていく動きが覚えられます。
次にテークバックで手元を遠くに持っていったら、切り返しのあと、飛球線方向に大きな回転でスイングしていくことも大事です。
特にプロに多いのですが、試合でティーショットをフェアウェイの幅に入れなければならないと思うと、無駄のない一体感のあるスイングをしようとします。しかし、そういうイメージを持ちすぎると、どんどん体が硬くなって本来の動きよりも小さくなり、スピードのないスイングになってしまいます。
そうならないためにも、練習のときにはインパクトエリアでアジャストせず、遠くに上げて大きな回転でフィニッシュまで持っていく動きでボールを打ちましょう。
これをしっかりやっておけば、試合でも縮こまったスイングになることを防ぐことができ、大きな飛距離が実現します。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #2」より(放送・見逃し配信中)
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