レッスン
インサイドアウトが強すぎて左に引っかかるときはアドレスで修正
2022年11月9日(水)午後5:19
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クラブがインサイドから入りすぎてドローが強くなり、引っかかる。それを嫌がって左にいかないようにスイングすると、今度は右にすっぽ抜けることがある。上級者の中には、このような悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。
「インサイドアウトでボールが左に引っかかる」といっても、いろいろなパターンがあります。
基本的に、きれいなインサイドアウトならば左にはいかないのですが、上級者によく見られるのは、インサイドアウトになりすぎるのを嫌がって、ダウンスイングで左に突っ込んでしまうパターン。そうすると左サイドが詰まってしまい、フェースがかぶって引っかかりやすくなります。
こういうミスを犯す人に多いのが、構えたとき両肩のラインが水平で、スイング軸も体の中心に、地面に対して垂直に置いているケースです。このような構えだと、体が突っ込みやすくなります。
きれいに回転するためには、最初から軸を右に傾けておき、頭も少し右に置いておいて、右股関節に重心を置いたアドレスにするといいでしょう。そうすれば、右股関節軸で回転できるようになり、回転もスムーズになります。
この構えを作るときは、クラブをセットしたところからクラブを持ち上げて右ヒジを曲げ、右ヒジの角度をキープしたままクラブを下ろすといいでしょう。そうすると、自然と右肩が下がり、軸も右股関節軸になりやすくなります。
そしてスイングでは、頭を右に残すように意識。突っ込み気味だった人は、右に残ったままで不安を感じるかもしれませんが、それで正解です。
また、引っかけが止まらなくなると、それを抑えるために、スライスを打つイメージでアウトサイドインに振ろうとする人もいますが、これも要注意。確かに、カット軌道にすると体の回転がスムーズになることはありますが、逆に突っ込む原因になることもあるからです。
カット軌道にするというのは、あくまでも応急処置。ラウンド前日やラウンド中に少しその動きを取り入れるというのならいいのですが、根本的な修正にはならず、かえってスイングを崩してしまいます。
普段の練習は、突っ込みを抑えた回転軸を意識しながら、オンプレーンで振ることが大事。そうすることで、ミスも少なくなり、最終的には安定した球筋と大きな飛距離が手に入るのです。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #10」より(放送・見逃し配信中)
「インサイドアウトでボールが左に引っかかる」といっても、いろいろなパターンがあります。
基本的に、きれいなインサイドアウトならば左にはいかないのですが、上級者によく見られるのは、インサイドアウトになりすぎるのを嫌がって、ダウンスイングで左に突っ込んでしまうパターン。そうすると左サイドが詰まってしまい、フェースがかぶって引っかかりやすくなります。
こういうミスを犯す人に多いのが、構えたとき両肩のラインが水平で、スイング軸も体の中心に、地面に対して垂直に置いているケースです。このような構えだと、体が突っ込みやすくなります。
きれいに回転するためには、最初から軸を右に傾けておき、頭も少し右に置いておいて、右股関節に重心を置いたアドレスにするといいでしょう。そうすれば、右股関節軸で回転できるようになり、回転もスムーズになります。
この構えを作るときは、クラブをセットしたところからクラブを持ち上げて右ヒジを曲げ、右ヒジの角度をキープしたままクラブを下ろすといいでしょう。そうすると、自然と右肩が下がり、軸も右股関節軸になりやすくなります。
そしてスイングでは、頭を右に残すように意識。突っ込み気味だった人は、右に残ったままで不安を感じるかもしれませんが、それで正解です。
また、引っかけが止まらなくなると、それを抑えるために、スライスを打つイメージでアウトサイドインに振ろうとする人もいますが、これも要注意。確かに、カット軌道にすると体の回転がスムーズになることはありますが、逆に突っ込む原因になることもあるからです。
カット軌道にするというのは、あくまでも応急処置。ラウンド前日やラウンド中に少しその動きを取り入れるというのならいいのですが、根本的な修正にはならず、かえってスイングを崩してしまいます。
普段の練習は、突っ込みを抑えた回転軸を意識しながら、オンプレーンで振ることが大事。そうすることで、ミスも少なくなり、最終的には安定した球筋と大きな飛距離が手に入るのです。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #10」より(放送・見逃し配信中)
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