レッスン
飛距離アップのキーワードは「ワイド・アンド・ナロー」
2022年11月30日(水)午後1:12
- この記事のキーワード
「オーバースイングが気になる」。アマチュアゴルファーの中にはそういう人も多いようです。今回は、そのオーバースイングを修正し、なおかつ飛距離アップにも繋がる体の使い方を紹介しましょう。
オーバースイングの原因は、腕の使いすぎにあります。実際、オーバースイングに悩んでいる人のスイングを見ると、肩と両腕でできる三角形がハーフウェイバックをすぎたあたりから崩れています。
この三角形を崩さずにクラブを上げるためには、体幹を使ってクラブを遠くに上げることが必要です。そして遠くに上げたクラブを下半身リードで振り下ろせば、クラブが体の近くに下りてきて自然とためが生まれる。スイング軌道の理想とされるワイド・アンド・ナロー(遠くに上げて体の近くから下ろす)が実現するのです。
女性によく見られる、ダウンスイングでヘッドが早く垂れてしまい、左手の甲が甲側に折れてしまうインパクトも、ワイド・アンド・ナローができていない証拠です。
とはいえ、バックスイングをワイド(遠くに上げる)にするためには、体幹の強さや足の強さが必要なのも事実。手をヒョイと上げるバックスイングではどこにも痛みを感じませんが、体をグッと回して遠くまで持っていこうとするとお腹周りや背中に痛みを感じる人が多いと思います。
しかし痛みを感じるということは体全体がねじれていることでもあるので、その動きに慣れるようにしましょう。
なお、この動きができるようになれば、見た目がオーバースイングになっていても問題ありません。やってはいけないのは、体がねじれていないのにオーバースイングになっているケースで、しっかり体幹がねじれていれば、多少トップでクラブが垂れ下がってもいいのです。
体をねじる感覚を覚えるためのドリルとしてオススメしたいのは、直径30センチ前後のエクササイズボールを両手で挟むようにして持ち、バックスイング~フォロースルーとスイングと同じように体を動かすドリルです。
このとき気をつけたいのは、頭の位置と前傾角度を変えないこと。スエーをせずにしっかり体を回してください。
ボールを使ったドリルで体の動きを覚えたら、その感覚を忘れずにスイングしてみてください。ワイド・アンド・ナローなスイングアークが実現して、飛距離が確実に伸びるはずです。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #13」より(放送・見逃し配信中)
オーバースイングの原因は、腕の使いすぎにあります。実際、オーバースイングに悩んでいる人のスイングを見ると、肩と両腕でできる三角形がハーフウェイバックをすぎたあたりから崩れています。
この三角形を崩さずにクラブを上げるためには、体幹を使ってクラブを遠くに上げることが必要です。そして遠くに上げたクラブを下半身リードで振り下ろせば、クラブが体の近くに下りてきて自然とためが生まれる。スイング軌道の理想とされるワイド・アンド・ナロー(遠くに上げて体の近くから下ろす)が実現するのです。
女性によく見られる、ダウンスイングでヘッドが早く垂れてしまい、左手の甲が甲側に折れてしまうインパクトも、ワイド・アンド・ナローができていない証拠です。
とはいえ、バックスイングをワイド(遠くに上げる)にするためには、体幹の強さや足の強さが必要なのも事実。手をヒョイと上げるバックスイングではどこにも痛みを感じませんが、体をグッと回して遠くまで持っていこうとするとお腹周りや背中に痛みを感じる人が多いと思います。
しかし痛みを感じるということは体全体がねじれていることでもあるので、その動きに慣れるようにしましょう。
なお、この動きができるようになれば、見た目がオーバースイングになっていても問題ありません。やってはいけないのは、体がねじれていないのにオーバースイングになっているケースで、しっかり体幹がねじれていれば、多少トップでクラブが垂れ下がってもいいのです。
体をねじる感覚を覚えるためのドリルとしてオススメしたいのは、直径30センチ前後のエクササイズボールを両手で挟むようにして持ち、バックスイング~フォロースルーとスイングと同じように体を動かすドリルです。
このとき気をつけたいのは、頭の位置と前傾角度を変えないこと。スエーをせずにしっかり体を回してください。
ボールを使ったドリルで体の動きを覚えたら、その感覚を忘れずにスイングしてみてください。ワイド・アンド・ナローなスイングアークが実現して、飛距離が確実に伸びるはずです。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #13」より(放送・見逃し配信中)
関連番組
内藤雄士のテクゴル