レッスン
グリーンオンの確率が格段に上がる!アイアンショットの正しいボール位置とは
2023年1月11日(水)午後1:28
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今回は、アイアンショットのボール位置についてお話ししましょう。
アイアンショットの場合、左足カカト線上にボールを置くドライバーショットに比べて、少し右足寄りに置くというのがセオリーです。なぜ、ドライバーショットと同じ位置ではいけないかというと、ボールを左に置きすぎるとインパクトのとき右肩が前に出て、上体の向きが左を向いてしまうことがあるからです。
このような動きになるのを避けるためにも、少し右足寄りに置くようにしましょう。
では、どれくらい右に寄せればいいのか?
まずクラブを両手で握り、正面に持ち上げます。次に右ワキを締め、右ヒジが真下を向いていることを確認してからゆっくりヘッドを地面に下ろしてください。そうすると、ヘッドは左足カカト線上よりもボール1個分程度右側に着地するはず。そこが正しいヘッドの位置であり、それに合わせてボールをセットするのが正しい構えということになります。
今までボールを左足カカト線上に合わせていた人は違和感を覚えると思いますが、これに関しては慣れるしかありません。
また、この構えを自分のものにするためにも、プリショットルーティンでターゲット取りをして構えるという動きを身につけることが大事です。
基本的な手順は次の通りです。ボールを正しい位置にセットしたら、ボールを打ち出したいライン上で、ボールから30センチ先ぐらいのところにスパットを見つけ、そこに向かってフェースの向きを真っ直ぐ合わせます。そして、そのフェース向きを変えずに左足、右足の順で足の位置を決めます。
そうすればターゲットに対して真っ直ぐ構えられるようになります。この構えができれば、構えたときに多少の違和感があったとしてもボールは真っすぐに飛びます。
特に周りの景色に騙されやすいコースでは、このターゲット取りが大事。少しでもずれて構えてしまうと、方向性が狂うのはもちろん、スイングにも影響を及ぼすことがあります。
今回お教えしたように、プリショットルーティンの手順を確立して、それを全ショットでやれるようになれば、好不調の波もなくなるはずです。
さらに、体が突っ込みやすい人に、アドバイスを。体が突っ込む人は、腰の回転でヘッドをボールに届かせるという意識を持つことが大事です。
まず構えで右肩を少し後ろに引き、頭の位置を少し右に動かしましょう。その構えから打つとダフる人は、それだけ上体が突っ込んで合わせていた証拠。そういう人は腰の回転を強く意識してください。
頭を右に動かして、腰の回転で届かせようとするとボールをすくうような感じになるかもしれませんが、ヘッドがボールの少し手前からズリ上がっていくようにしたほうが、クラブのバンスが活用できるので、クラブの性能を100%生かすことができます。
アイアンショットの安定度を高めるためにもぜひ試してみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #19」より(放送・見逃し配信中)
アイアンショットの場合、左足カカト線上にボールを置くドライバーショットに比べて、少し右足寄りに置くというのがセオリーです。なぜ、ドライバーショットと同じ位置ではいけないかというと、ボールを左に置きすぎるとインパクトのとき右肩が前に出て、上体の向きが左を向いてしまうことがあるからです。
このような動きになるのを避けるためにも、少し右足寄りに置くようにしましょう。
では、どれくらい右に寄せればいいのか?
まずクラブを両手で握り、正面に持ち上げます。次に右ワキを締め、右ヒジが真下を向いていることを確認してからゆっくりヘッドを地面に下ろしてください。そうすると、ヘッドは左足カカト線上よりもボール1個分程度右側に着地するはず。そこが正しいヘッドの位置であり、それに合わせてボールをセットするのが正しい構えということになります。
今までボールを左足カカト線上に合わせていた人は違和感を覚えると思いますが、これに関しては慣れるしかありません。
また、この構えを自分のものにするためにも、プリショットルーティンでターゲット取りをして構えるという動きを身につけることが大事です。
基本的な手順は次の通りです。ボールを正しい位置にセットしたら、ボールを打ち出したいライン上で、ボールから30センチ先ぐらいのところにスパットを見つけ、そこに向かってフェースの向きを真っ直ぐ合わせます。そして、そのフェース向きを変えずに左足、右足の順で足の位置を決めます。
そうすればターゲットに対して真っ直ぐ構えられるようになります。この構えができれば、構えたときに多少の違和感があったとしてもボールは真っすぐに飛びます。
特に周りの景色に騙されやすいコースでは、このターゲット取りが大事。少しでもずれて構えてしまうと、方向性が狂うのはもちろん、スイングにも影響を及ぼすことがあります。
今回お教えしたように、プリショットルーティンの手順を確立して、それを全ショットでやれるようになれば、好不調の波もなくなるはずです。
さらに、体が突っ込みやすい人に、アドバイスを。体が突っ込む人は、腰の回転でヘッドをボールに届かせるという意識を持つことが大事です。
まず構えで右肩を少し後ろに引き、頭の位置を少し右に動かしましょう。その構えから打つとダフる人は、それだけ上体が突っ込んで合わせていた証拠。そういう人は腰の回転を強く意識してください。
頭を右に動かして、腰の回転で届かせようとするとボールをすくうような感じになるかもしれませんが、ヘッドがボールの少し手前からズリ上がっていくようにしたほうが、クラブのバンスが活用できるので、クラブの性能を100%生かすことができます。
アイアンショットの安定度を高めるためにもぜひ試してみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #19」より(放送・見逃し配信中)
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