3週ぶりの開催となる国内男子ツアー、長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメントが24日、北海道、ザ・ノースカントリーGCで開幕した。久々の実戦ながら、今季4度目の予選突破を狙う石川遼は、イーブンパー72で回り63位タイからのスタート。7アンダー65をマークした小田孔明と菊池純の2人が第1ラウンド首位タイに立っている。

　今季これまで8試合に出場し、決勝ラウンドに進出できたのはわずか3回とプロ1年目の苦闘が続く石川。この日は3バーディ、3ボギーのイーブンパー72にスコアをまとめはしたが、このままの順位では予選通過は厳しい状況。第2ラウンドではバーディを量産し、順位を上げることが必須となった。

　また、ディフェンディング・チャンピオンの谷口徹がトップタイに1打差の3位と久々の好スタートを切った。先週の全英オープンでは、左肩の故障により土壇場でまさかの欠場。日本のゴルフファンをがっかりさせたが、今大会ではスタートダッシュを生かして今季初勝利を大会連覇で飾り、存在感をアピールして欲しい。

　その他、5アンダー67でホールアウトした佐藤信人、川岸良兼、高橋竜彦ら8人が2打差4位タイ。谷原秀人が4アンダー68の12位タイ、1打遅れた21位タイに片山晋呉、宮里聖志、岩田寛ほかが続いている。