ニュース・コラム

国内男子

遼クン、1打及ばず単独2位 優勝はP.マークセン

2008年11月23日(日)午後6:05

 注目の石川遼は勝ち星まで惜しくもあと一歩届かなかった。

 国内男子ツアーのダンロップフェニックストーナメントは23日、宮崎県のフェニックスCCを舞台に最終ラウンドの競技を行った。17歳の石川はスコアを3つ伸ばし、通算7アンダーでフィニッシュ。優勝したプラヤド・マークセン(タイ)には1打及ばず単独2位だった。

 進化を続けるスーパー高校生の石川が今週も成長した姿を見せつけた。通算4アンダー3位タイでスタートし、3番から連続バーディ。6番でスコアを1つ落とした後、9番でバーディを獲り返した。後半は17番まで1バーディ、1ボギーで回り、最終18番パー5へ。ティーショットは左のバンカーにつかまったが、2打目をレイアップし3打目をバーディチャンスにつけた。バーディパットを沈め、3アンダー68で通算7アンダー。「世界のトップ選手達とプレーすることができて良い1週間になりました」と振り返った大会を単独2位で終了した。

 優勝はできなかったが、前週の三井住友VISA太平洋マスターズの5位タイに続く上位進出を果たした石川。今季の賞金ランクは約9,973万円の5位に浮上し、1億円突破をほぼ確実なものとした。プロ1年目として申し分のない成績を残している。シーズンも残り2試合、どのような形で締めくくるのか目が離せないことになりそうだ。

 一方、マークセンは後続に2打差の通算8アンダー単独首位で出て、前半を4バーディ、1ボギー。後半スコアを3つ落としたが、それまでの貯金を生かした。イーブンパー71で回り通算8アンダー。6月のミズノオープンよみうりクラシック以来となる今季3勝目を手に入れた。

 その他、丸山茂樹が藤田寛之、ゴンサロ・フェルナンデスカスタノ(スペイン)と並ぶ通算6アンダー3位タイに食い込んだ。谷口徹は通算4アンダー7位、昨季大会覇者のイアン・ポールター(英)、谷原秀人は通算3アンダー8位タイ。10年ぶりの大会出場となったアーニー・エルス(南ア)は通算1アンダー15位タイだった。

 尚、国内男子ツアーの賞金王争いは賞金ランク2位の矢野東が通算1オーバー21位タイ。同ランク首位の片山晋呉はヘンリク・ステンソン(スウェーデン)らと同じ通算4オーバー35位タイに終わったものの、その差は約4,400万円で2年ぶりのビッグタイトル奪取に向けて優位な立場が変わることはなかった。

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