海外男子シニアメジャーの全英シニアオープンゴルフ選手権 Presented by ロレックスは30日、ウェールズのロイヤル・ポースコールGC（7,003ヤード・パー71）で最終ラウンドが行われ、アレックス・チェイカ（独）がプレーオフでパドレイ・ハリントン（アイルランド）を下した。

　優勝スコアは通算5オーバーとブライアン・ハーマン（米）が制した全英オープンよりも厳しいコンディションだった。チェイカは「グリップがびしょびしょだから、いいストロークもできないし、風で（スイングが）揺れるし、しんどかった」と終わってトロフィーを獲得できてホッとした様子。

　予選ラウンドはまだ穏やかな天気だったのでアンダーパーが出たが、決勝ラウンドは中止でもおかしくないくらいの雨風で、アンダーパーで回った選手はゼロだった。

　特に、ヨーロッパで数多くの勝利を誇るコリン・モンゴメリー（スコットランド）は8位タイで週末へ進んだが、最終日は「88」と大崩れ。それでも「昔のウェールズでの思い出がよみがえったというか、本当に良いコースだよ」と話した。

（写真：Getty Images）