国内男子ツアーの?全英への道?　ミズノオープンよみうりクラシック（兵庫・よみうりCCウエストC）は20日、第2ラウンドの競技を行ったが、濃霧のためスタート時刻が遅れ、全員がホールアウト出来ずサスペンデッドが決定した。そんな中、注目の石川遼は2アンダー69で回り、通算2アンダー。丸山大輔、手嶋多一らと並ぶ、暫定16位タイへ浮上した。

　今季第2戦つるやオープンゴルフトーナメント以来の予選通過を目指す石川はこの日、安定したプレーで前半を1アンダーで折り返す。ハーフターン後は、10、13番でバーディを奪取。17番パー3では痛恨のダブルボギーを叩いたものの、最終18番でバーディを獲り返し、6バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの2アンダー69で第2ラウンドを終了。前日の41位タイから通算2アンダー暫定16位タイまで一気に順位を上げ、予選突破をほぼ確実のものとした。

　また、通算6アンダーで暫定ながら首位グループを形成したのは、佐藤えいち、近藤智弘、ドンファン（韓）、塚田好宣、山下和宏、上田諭尉（13ホール終了）の6人。1打差の暫定7位から廣田恭司が追い、宮本勝昌、プラヤド・マークセン（タイ／13ホール終了）他が、通算4アンダー暫定8位タイの好位置につけた。だが、03年大会覇者の谷原秀人は、通算6オーバー暫定110位タイと予選突破は絶望的となっている。