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国内男子

谷口が逆転で今季初V! 遼クンは41位タイ

2008年8月3日(日)午後5:50

 国内男子ツアーのサン・クロレラ クラシックは3日、北海道の小樽CCを舞台に最終ラウンドの競技を行った。首位と1打差の2位タイから出た谷口拓也が、5バーディ、1ボギーの4アンダー68で回り、通算4アンダーで4年ぶりのツアー2勝目を飾った。注目の高校生プロ石川遼は4アンダー68とスコアを伸ばし、通算11オーバー41位タイで4日間を終えている。

 名門・東北福祉大出身の谷口は、04年のアイフルカップでツアー初勝利。デビューから32試合目でのスピード優勝が当時話題となった。しかしその後は勝ち星に恵まれず、今季はここまで10試合に出場して予選落ち6回。UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズの18位タイが最高位で、賞金ランク89位と低迷していた。だが今大会では、初日から上位をキープすると、最終日は難しいコンディションの中で堅実なゴルフを披露し、今季初勝利。「谷原先輩と優勝争いができて良かった。難コースで勝ててうれしいです」と勝利の喜びにひたった。

 一方、第3ラウンドでプロ転向後初めて80台(82)のスコアを叩き、通算15オーバー60位タイに後退した石川。それでもこの日は4アンダー68と持ち直し、通算11オーバーで41位タイへ順位を上げた。前日まではダブルボギー5つとショットが安定せずスコアメイクに苦しんだが、最終ラウンドは5バーディ、1ボギーの4アンダー68でフィニッシュ。次戦につながる内容に手ごたえを見せていた。

 その他、大学で谷口の1つ先輩だった谷原秀人が、通算3アンダー単独2位。前日トップのドンファンは1アンダー71とスコアを伸ばしきれず、通算2アンダー3位に終わった。また、アマチュアの2人が健闘。通算8オーバー26位タイに伊藤勇気(日本大学3年)が入り、薗田峻輔(明治大学1年)は通算13オーバー50位タイだった。

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