ニュース・コラム

国内男子

武藤が約2年ぶり通算2勝目! 片山は6位タイ

2008年10月5日(日)午後6:30

 5日、国内男子ツアーのコカ・コーラ東海クラシックは愛知県の三好CC西Cを舞台に最終ラウンドを行った。3アンダー69で回った武藤俊憲が通算11アンダーでフィニッシュし、06年マンシングウェアオープンKSBカップ以来の通算2勝目をマーク。ルーキーの池田勇太は2打及ばず単独2位に終わった。

 武藤が約2年ぶりに栄冠に輝いた。通算8アンダー首位タイでスタートし、前半は2バーディ、2ボギーと足踏み。後半も11番から連続バーディを奪取したが、14番でスコアを1つ落とした。しかし、15番パー5で3打目をチャンスにつけてバーディパットをねじ込んだ。そして、池田と並んで迎えた最終18番も、バーディパットを決めてガッツポーズ。最終日は3アンダー69でラウンドし、通算11アンダーで今季初Vを飾った。

 得意クラブはドライバーで、今季トータルドライビング(ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率をポイント換算した順位)でトップの武藤。2週前のANAオープンでは2位タイに終わるなど勝ち星からは遠ざかっていたが、「今日は絶対に勝つぞと思ってプレーしていた」と話したように、勝利への執念を披露。今大会の優勝で一回り大きくなった男が今後はどんなゴルフを見せるのか注目が集まる。

 その他、ANAオープンを制覇した矢野東が通算7アンダー4位タイ、通算25勝の永久シード獲得を狙った片山晋呉は1オーバー73とスコアを伸ばしきれず、通算6アンダー6位タイだった。通算5アンダー8位タイに昨季賞金王の谷口徹。07年大会覇者のカミロ・ビジェガス(コロンビア)は丸山茂樹らと同じ通算1オーバー31位タイで4日間の競技を終了した。

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