国内男子
兼本がプレーオフで初優勝! 遼クンは30位タイ
2009年5月31日(日)午後6:40
国内男子ツアーの三菱ダイヤモンドカップゴルフ(茨城・大洗GC)は31日、最終ラウンドの競技を終了。38歳の兼本貴司がプレーオフでブレンダン・ジョーンズ(豪)を下し、悲願のツアー初優勝を飾った。2打差の単独3位に08年大会覇者のプラヤド・マークセン(タイ)。通算2アンダー4位タイに岩田寛、手嶋多一、横尾要が入った。
兼本がツアー屈指の難コース大洗GCを攻略した。通算イーブンパー2位タイでスタートすると、前半を3バーディ、ノーボギー。後半もスコアを2つ伸ばし、5アンダー67の通算5アンダーでホールアウトした。勝負は前日首位のジョーンズとのプレーオフへ。18番パー4の繰り返しで行われたプレーオフの3ホール目、兼本はティーショットを左のバンカーに入れた。
しかし、こん身のセカンドショットをグリーンに乗せるだけでなく、ピンそばにピタリ。バーディを奪えなかったジョーンズに対し、兼本はバーディパットを沈めた。プロ17年目にして初めての勝ち星をマーク。ウイニングパットを決めると溢れ出た涙を止めることができなかった。今大会で自信をつけた男が、今後どのようなプレーを見せるのか注目が集まる。
一方、注目の17歳、石川遼は持ち前の攻撃的なゴルフを披露。最終日だけで5つのバーディ(3ボギー)を獲った。2アンダー70でラウンドし、通算6オーバー30位タイ。第2ラウンドで『80』の大叩きを演じたコースで、最終日はアンダーパーで回った。成長した姿を見せており、「ここで磨かれたゴルフを来週以降のトーナメントにぶつけていきたい」と活躍を誓った。
その他、オフシーズンの交通事故により左肩脱臼の重傷を負い、今大会が復帰初戦の谷口徹は通算1アンダー7位タイだった。前日2位タイの中嶋常幸は通算イーブンパー9位タイ、昨季賞金王の片山晋呉は通算4オーバー20位タイ。08年2勝の矢野東は通算13オーバー60位タイで大会を終えた。
兼本がツアー屈指の難コース大洗GCを攻略した。通算イーブンパー2位タイでスタートすると、前半を3バーディ、ノーボギー。後半もスコアを2つ伸ばし、5アンダー67の通算5アンダーでホールアウトした。勝負は前日首位のジョーンズとのプレーオフへ。18番パー4の繰り返しで行われたプレーオフの3ホール目、兼本はティーショットを左のバンカーに入れた。
しかし、こん身のセカンドショットをグリーンに乗せるだけでなく、ピンそばにピタリ。バーディを奪えなかったジョーンズに対し、兼本はバーディパットを沈めた。プロ17年目にして初めての勝ち星をマーク。ウイニングパットを決めると溢れ出た涙を止めることができなかった。今大会で自信をつけた男が、今後どのようなプレーを見せるのか注目が集まる。
一方、注目の17歳、石川遼は持ち前の攻撃的なゴルフを披露。最終日だけで5つのバーディ(3ボギー)を獲った。2アンダー70でラウンドし、通算6オーバー30位タイ。第2ラウンドで『80』の大叩きを演じたコースで、最終日はアンダーパーで回った。成長した姿を見せており、「ここで磨かれたゴルフを来週以降のトーナメントにぶつけていきたい」と活躍を誓った。
その他、オフシーズンの交通事故により左肩脱臼の重傷を負い、今大会が復帰初戦の谷口徹は通算1アンダー7位タイだった。前日2位タイの中嶋常幸は通算イーブンパー9位タイ、昨季賞金王の片山晋呉は通算4オーバー20位タイ。08年2勝の矢野東は通算13オーバー60位タイで大会を終えた。