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FWの“基本のき”は傾斜に関係なく肩のラインを水平に保つこと

2024年4月3日(水)午前10:12

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 今回は、フェアウェイウッド(FW)のレッスンです。

「FWでグリーンを狙うと、低い弾道で引っかけ気味の球になってしまう」

 アマチュアゴルファーの中には、そういう悩みを抱えている人も多いようです。そういう人のアドレスを見ると、ドライバーショットと同じように、少し右肩を下げた形で構えている人が多いようです。

 FWの場合、両肩は水平にして構えるというのが基本です。この基本は、傾斜から打つときも守らなければいけません。

 左足上がりのときには右肩を下げて、また左足下がりのときには左肩を下げて構える人がいますが、どちらの傾斜の場合でも、基本的には肩のラインは平らなライのときと同じように水平に構えるというのが原則です。

 もちろん、傾斜の度合いによっては、左足上がりの場合、少しくらい右肩が下がり気味になっても構いませんが、あくまでも“少し”。特に、左足下がりでは絶対に水平をキープするようにしましょう。このように、腰から上を平らな状態と同じ形にしておくことで、入射角は安定します。

 また、引っかけが出る人は、フェースの向きとボールの位置もチェックしてください。

 まずいつものように構え、そのあと身体の正面で、シャフトが地面と平行になるくらいまで持ち上げて、肩が水平になっているかどうかをチェックします。右肩が下がっていた人は、フェースが被っているケースが多いので、ここで修正します。

 そして、その状態でヘッドを下ろして、ボールが左足寄りになり過ぎていないかどうかを確認します。特にボールの位置は大事で、右肩を下げて構えているとボールを左に置きたくなり、その結果、軌道がアッパーになってトップが出やすくなるので注意してください。

 ドライバーは、インサイドアウトに打つという大前提のもとに、右に行かないようにフェースを被せて打ちます。それをFWでも同じようにやってしまうと、ボールの位置を間違えてしまうのと、例えボールの位置が正しくても、フェースが被っているので左に飛んでしまうのです。

 肩のラインを水平にするだけで入射角が安定し、スイングプレーンも整うので、ダフリやトップのミスも軽減されます。また、過度なインサイドアウト軌道が抑えられるので、高弾道なボールでグリーンを捉えることができます。

 引っかけ、トップなどの症状がない人も、FWのショットでは肩のラインをチェックするようにしましょう。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #75」より(放送・見逃し配信中)

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