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いざというときに役立つ! フェースを開いてボールを上げる打ち方を覚えよう

2024年6月19日(水)午後4:56

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 アプローチは、「転がせるなら転がした方がいい」と言われます。確かに転がしで狙った方が、ミスが出にくく、ピンに寄る確率も高くなります。

 しかし、状況によっては、上げなければいけないときがあります。例えば、グリーンとの間にバンカーがあったり、エッジからピンまでが近い場合、ランニングアプローチは使えなくなります。

 そういうときのために、プロたちは普段からボールを上げる練習をしています。例え使う機会が少なくても、いざというときに役に立つからです。

 アマチュアゴルファーも、基本的には同じ考えを持つべきだというのが私の考え。上げなければいけない状況になったときに、パニックになるゴルファーも多いようですが、そうならないようにしっかり練習をしておくべきです。

 ちなみに、上げる打ち方は2通りあります。

 1つは、思い切りフェースを開いて、ハンドレイド気味に構え、大きな振り幅で、インパクト~フォロースルーではヘッドが手元を追い越すように、しっかりリリースして打つ方法。58度でフルショットが70ヤードなら、同じスイングで15ヤードしか飛ばさない打ち方です。

 もう1つは、ボールは上げるけどリリースは抑えめで、振り幅もそれほど大きくない打ち方。この方が試合では使えます。

 練習でやっておいてほしいのは、前者の打ち方で、この練習を勧めるのには、もう1つ理由があります。

 フェースをシャットに使ってハンドファーストで当てる打ち方は、今どきのドライバーや、アイアンでも強い弾道で飛距離を出すときに求められる打ち方です。しかし、これをアプローチでやると、ザックリが出たり、飛び過ぎにつながります。

 フェースをオープンにしてハンドレイト気味に打つというのは、これとは真逆の打ち方になるわけですが、この両方ができるようになると、その中間のショットもできるようになり、ショットの引き出しも増えると思うからです。

 プロたちはボールを上げるとき、「フェースを開く&思い切り振る勇気が必要だ」と言いますが、皆さんも実戦で、2つの勇気を持って高いボールが打てるように練習をしておくことをお勧めします。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #90」より(放送・見逃し配信中)

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