海外男子シニアメジャーの全米シニアオープンゴルフ選手権（ロードアイランド州／ニューポートカントリークラブ）最終日は荒天のため順延となった。2016年大会以来の月曜決着になる予定だが、8ホールを残した55歳の藤田寛之が3打差のリードを守り切り、ビッグタイトルを獲得できるかに注目が集まっている。

　驚異的なのが64ホールを消化してフェアウェイを外したのが1回のみということ。パーオン率も54／64と高く、ボギーの数はこれまでたったの2つ。歴代覇者のスティーブ・ストリッカー（米）も「これほど正確なショットを打つ選手に追いつくには、かなり良いプレーをしないといけない」と警戒していた。

　リンクスコースのため全く予測できないことも起こるが、藤田の言う「ニューポートの女神」が最後までサポートしてくれればと祈るばかりだ。

（写真：Getty Images）