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「いつもの飛距離が出ない…」 そんなときは構えが緩んでいないかをチェックしよう

2024年7月3日(水)午後1:05

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 久しぶりにラウンドをしたら、いつものような飛距離が出なかったり、ボールが曲がる。アベレージゴルファーはもちろん、上級者でもそういうことがあるのではないでしょうか。そういうとき、練習不足が原因だと思い込み、諦めてしまうことが多いのですが、ちょっとした修正でいつものショットが復活することがあります。

 ポイントは、構えです。練習やラウンドが不足していると、無意識のうちに楽をして構えてしまっていることが多いからです。

 まずは次の順序で構えを作ってください。

 クラブを身体の正面に持ち上げて、両ヒザを伸ばして真っ直ぐ立ちます。そして、腹筋を締めて、股関節から前傾するようにしてゆっくり肩を前に傾けます。このとき、足はまだピンと伸ばしたままです。

 そうすると、太モモの裏やふくらはぎが張ってくる感じがします。その張りを感じながら、きついと感じるところまで前傾をして、最後に両ヒザを少し緩めます。

 これで構えが完了。体重が拇指球に乗り、ドッシリした構えになっているはずです。

 おそらく、腹筋、背筋辺りにきつさを感じると思いますが、それは練習不足のせいです。練習をしていないと、いわゆる“しんどい”構えができなくなってくるのです。

 さらに、この構えからパフォーマンスを出すためには、前傾角度を変えないで、身体をクルッと回す必要があります。それをやるためには、胸椎をしっかり回していくわけですが、ここを回すためには、腹筋や背筋を締めておくことが大事です。

 まずはこの動きを、シャドースイングでやってみましょう。最初に両手を胸の前でクロスしてスイング。次に、クラブを持たずに構えてスイング。しっかり身体がねじれているのを確認しながらフィニッシュまで振り切りましょう。

 最後にボールを打ちますが、このとき身体のラインをチェックしましょう。腹筋に力が入っていないと、肩甲骨のパッキングも緩んで、右肩が前に出てしまうことがあるからです。

 右肩が前に出ると球は左に、左肩が前に出ると右に出やすくなるので注意してください。

 どんなにゴルフ歴が長い人でも、頻繁にプレーをしていないと、緩んだ構えになりやすいものです。特に久しぶりにクラブを持ったときは、必ず構えをチェックするようにしてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #92」より(放送・見逃し配信中)

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