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全米シニア2位の藤田寛之が帰国「少しでも感動を与えれらえることができたならばうれしい」

2024年7月3日(水)午後6:06

 海外男子シニアメジャー、全米シニアオープンゴルフ選手権(米ロードアイランド州/ニューポートカントリークラブ)を単独2位で終えた藤田寛之が帰国し、契約先のヤマハはじめ関係各所からの花束贈呈をうけたのち、会見を行った。今週は国内男子ツアーの日本プロゴルフ選手権大会(4~7日/岐阜県/富士カントリー可児クラブ 志野コース)に出場する。

「本当にこの(出迎えと会見の)サプライズは予想していなくて、このまま日本プロの会場に急いで行かなくてはと考えていたんで、今、この会見が信じられないという感じです」

 藤田は単独首位で迎えた最終ラウンドの10番までに2つ伸ばしていたが、荒天によるサスペンデッドで決着は月曜日に持ち越し。再開後の8ホールで3つ落として「71」でホールアウトし、通算13アンダーで並んだリチャード・ブランド(英)とのプレーオフに突入するも、4ホール目でボギーを喫して惜しくもシニアメジャータイトル獲得を逃した。

 5日間を戦い終えた藤田は「終わってみて、残念ながら本当は優勝できたらよかったんですけど、2位となってしまったんですが、自分が驚きだったのは、皆さんから「感動」という言葉をたくさんもらって、自分は必死にゴルフをしていただけだったんですけど、そういう風に見ていただけたんだなあ、と思えて、それがプロとして一番うれしかったですね」とコメント。

「正直、残念な気持ちが一番。3日目、4日目の途中まで首位だったということと、そのストローク差とか状況を考えて、勝てる可能性を感じられる状況がありました。少しびっくりしたのはその4日目がなくなってしまったということで、通常1日で済むトップで迎える最終日が2回も来てしまったこと。しかも、2回目がショートバージョンだったということで、正直5日目はやはり硬くなってしまっていました」と惜敗に悔しさもにじませた。

 

 それでも「終わってみて、残念で悔しい思いは30分くらいで、あとはよくよく考えたらよく頑張れたんじゃないかなと思えるようになりました」と語ると、「そこからSNSとかをもらって、そこに感動とかありがとうという言葉をたくさんいただいて、びっくりしました。自分はゴルフをしていただけですが、それがこうして皆さんに少しでも感動を与えれらえることができたならば、うれしいです。本当にありがとうございました」と感謝を口にした。

 会見に駆け付けた師匠である芹澤信雄は「優勝できなかったのは残念ですけど、よく最後まで踏ん張って頑張ってくれたなと思います。このゴルフ界やUSGAでの大会をここまで盛り上げてくれてありがとうです」と労いの言葉をかけていた。



(写真:日本プロゴルフ協会提供)

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