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立山光広、ドロー回転を意識して打てばアプローチのミスは激減する

2024年7月11日(木)午前11:56

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 今回は、アプローチショットで、私が最近気づいたことを皆さんにこっそり教えましょう。

 この歳になって、“気づく”というのもお恥ずかしい話ですが、私も皆さん同様、アプローチで思わぬミスをすることが多々ありました。基本的にロフト大きめのウェッジで“止めるアプローチ”をやっていたのですが、ダフったり、芯に当たらなくて距離感が合わなかったり…。

 自分のスイングを分析してみると、「フワッと上げたい」という気持ちが強過ぎたのか、身体も頭も早めに起き上がっていたんですね。そのことに気づいてから、アマチュアゴルファーのスイングを見ると、ほとんどの人が私と同じミスを犯していました。

 これは何とかしなければいけない。そこで思いついたのが、ドロー回転で打つことです。

 今まではボールを止めようとしてスライス回転で打っていたのですが、これが原因で身体が起き上がる。

 一方、ドロー回転で打てば、ヘッドが低く出る分、身体も起き上がらなくなります。

 打ち方としては、少しだけフェースを被せて、ボールを包み込むように打つだけです(写真①②/③④)。

写真①②

同③④

 もちろん、ボールは高く上がることはなく、基本的に転がしのアプローチになりますが、この方が芯に当たる確率が高くなるので、距離感も合いやすくなります。

 アプローチのレッスンでは、「転がせるなら、転がせ」といわれますが、その転がしの精度がより増すのがこの打ち方。アプローチでドローやスライスなど、あまり考えたことがないと思いますが、皆さんもぜひやってみてください。

(取材協力:茨城県・JGMセベバレステロスゴルフクラブ)

立山光広(たてやま・みつひろ)
1968年9月17日、東京都生まれ。15歳でゴルフを始める。日体荏原高校卒業後、プロテストの壁に何度も跳ね返され、一時は会社に務めたが、一念発起して再度本格的にチャレンジし、28歳で合格を果たした。2000年に初シードを獲得。レギュラーツアーでは2位が4度と勝利をつかめず。シニア入り後の2021年、日本プロシニアで念願の初優勝を果たす。明るくて話術も巧みなことから、ファンも多い。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2024/7/5 発売号より転載)

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