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プロでも嫌がる“左足&ツマ先下がり”を失敗しないためには?

2024年11月6日(水)午後1:32

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 複合のライでも難しいといわれる「左足下がり&ツマ先下がり」。どちらも“球がつかまらない”ライで、プロでも苦労している姿をよく見かけます。

 また、当たりが薄くなって飛距離が出ないのもこのライの特徴。特に、芝が薄くてボールが沈んでいるライでは、フェースの下目に当たりやすくなります。

 このライでまずやらなければいけないのは、平らなライのときのようにレベルに振らないこと。このような状況でもしっかりターフを取るつもりで、ダウンブローで振っていくことが大事です。

 さて打ち方です。まず、ボールが平らなところにあるようなつもりで構えます。そしてそこからヘッドだけをボールに届かせるのではなく、両ヒザを曲げて重心をグッと落としてセットします。

 また、やや左足体重で構え、バックスイングで右肩が上がらないようにすることも重要なポイント。そうすれば、インパクトで左足に体重が乗った状態になるので、ボールの先の芝を取ることができます。

 もう一つ大事なのは、頭が起き上がらないようにすることです。

 多くのゴルファーは前傾が崩れて頭が起き上がり、ボールにヘッドを届かせるために手を使ってしまうのですが、これでは当たりが薄くなるし、ターフも取れません。頭が起き上がらないように意識しながら、体のターンで振っていきましょう。

 ツマ先下がりの傾斜が強くなればなるほど、頭の起き上がりは致命傷になるので十分注意してください。

 最後にドローヒッターにアドバイスを。左足&ツマ先下がりは、ドローヒッターが最も苦手とするライ。というのも、ドローヒッターは体がクローズの状態で下りてくるため、いつものようにスイングするとヘッドがボールに届かなくなるからです。

 解決策としては、先ほどもいった頭を動かさないことと、クラブを少し短く持ってコンパクトに振ることが大事。イメージとしては、肩から肩のスイングで、特にフィニッシュは、クラブが地面と水平になった辺りのちょっと上ぐらいで止める感じで振りましょう。

 また、ダラダラと振らないで、インパクトでしっかり当てていくこと。パンチショットのようなイメージで、インパクトに全ての力を凝縮する。そうすることによって、体の軸も安定します。

 練習法としては、誰かに正面からクラブで頭を押さえてもらい、バックスイングで一度クラブを止めてから打つというドリルがオススメです。これをやるときも、インパクトでしっかりボールを叩くことを忘れないようにしてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #109」より(放送・見逃し配信中)

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