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球をつかまえたいときはシャットフェースで構えてハンドファーストで当てる

2024年12月11日(水)午後2:53

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「球がつかまらず、思ったように飛距離が出ない」「調子が悪いときコスリ球がでてしまう」。今回は、そんなゴルファーへのレッスンです。

「球がつかまらない」という人のほとんどは、構えたときフェースが開いている傾向にあります。その開きが3~5度でも、フェースが開いたまま下りてくるので、フェースローテーションが入らない限り球はつかまりません。

 球がつかまらない人は、構えたときにフェースが開いていないかどうかをチェックしましょう。構えた状態からクラブを体の正面に上げてフェースの向きを確認し、もしフェースが開いていたら思い切りフェースを閉じてみてください。

 次に、フェースを左に向けたまま構え、ボールを打ちます。

 実際に打ってみると分かると思いますが、フェースを左に向けても引っかかることはありません。その理由は、フェースをかぶせるとローテーションを抑え気味にして、フェース面をキープしながらハンドファーストで当てようとするからです。逆にフェースが開いている方が、ローテーションしなければいけないと考え、フェースを返し過ぎて引っかけが出てしまうものです。

 ハンドファーストで当たり、ボールを押し込んでいくような形になれば、当然ロフトも立つし、当たりも厚くなります。その結果、ドライバーの飛ばしに必要な“初速”も確実にアップします。

 そもそもドライバーは、アイアンに比べて重心がフェース面よりも後ろにあるので、お寺の鐘を突くときのように真っ直ぐ動かすのが正解。その動きを実現するためにも、シャットフェース+体の回転で打つ動きが必要なのです。

 さらに付け加えれば、インパクトエリアでは何もしないようにすることも大事です。シャットフェースで構えたら、インパクトゾーンの入口から出口までは手首の角度を変えずに押し続けるつもりで振ってください。

 今回は、球がつかまらない人のためのレッスンをしましたが、シャットフェースで構えて体の回転で打つというスイングは、ドローヒッターでも、低くて強い球を打ちたいときに有効です。アゲインストや横風が苦手な人は一度試してみてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #114」より(放送・見逃し配信中)

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