昨年は海外ツアーでの日本人選手の活躍が光った。女子では古江彩佳がメジャー初制覇、笹生優花が2度目の全米女子オープンゴルフ選手権優勝、西郷真央が日本勢34年ぶりの新人賞を獲得。男子では松山英樹がシーズン2勝にパリ五輪銅メダル、星野陸也、中島啓太、桂川有人が欧州ツアーで初タイトルを手にした。

　そして今年は竹田麗央、山下美夢有、岩井明愛、岩井千怜、そして金谷拓実が新たに米ツアーへ活躍の場を移すことで例年以上に目の離せないシーズンとなりそうだが、ここで日・米・欧主要ツアーの「2025年初戦」をまとめておく。

　米男子ツアーは2日からのザ・セントリー（米ハワイ州／プランテーションコース at カパルア）で新シーズンが開幕し、松山英樹が出場予定。すでにシーズンがスタートしているDPワールドツアーは10日から対抗戦のチームカップ（アラブ首長国連邦／アブダビゴルフリゾート）を実施する。

　米シニアツアーの開幕戦は16日からの三菱エレクトリックチャンピオンシップ at フアラライ（米ハワイ州／フアラライゴルフコース）。米女子ツアーは30日からのヒルトングランドバケーションズトーナメント オブ チャンピオンズ（米フロリダ州／レイクノナG&CC）、LIVゴルフは2月6日からのリヤド大会（サウジアラビア／リヤドGC）でシーズンインを迎える。

　そして、国内女子ツアーは3月6日からのダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント（沖縄県／琉球ゴルフ倶楽部）で2025年がスタート。国内男子ツアーは4月10日からの東建ホームメイトカップ（三重県／東建多度カントリークラブ・名古屋）が開幕戦となる。

（写真：Getty Images）