レッスン
森山錬、エスケープショットの打ち方は? 傾斜地からは腕を振ることを意識
2025年1月29日(水)午前10:23
トラブルからの脱出を図る「エスケープショット」のレッスン。今回は、傾斜地からのショットをテーマにお話しします。
スイングでは、手と体の同調が大事だといわれますが、傾斜地でそれを忠実にやろうとすると、バランスを崩したり(写真①)、クラブの軌道が少しズレてミスショットをしてしまうことがあります。そうならないためにも、どちらかというと下半身は安定させて、腕でクラブを振っていく意識が必要です。
次に、腕をしっかり振るためのポイントです。大事なのは、どんな傾斜の場合でも、立ちやすいアドレスを見つけること。特に重要なのは、足の開き具合、閉じ具合で、常にスクエアに立つのではなく、少し開いたり(オープンスタンス)、閉じたり(クローズスタンス)して、その傾斜に対して自分がバランス良く立てるスタンスを見つけて下さい。バランス良く立つことで、より腕が使えるようになります。
立ち方が決まったら、軽く連続素振りをしましょう(写真②)。連続素振りをしながら、支点がブレていないか、下半身が安定しているかどうか、そしてその中でバランスを崩さないで腕が振れているかどうかを確認して下さい。
また、この時に注意したいのは、無理に腰を落としたり、足を広げ過ぎるといったことがないようにすること。いつもと違う構え方をすると、下半身に力みが入り、バランスを崩しやすくなるからです。更に付け加えれば、無理にフェースを開いたり、閉じたりということもしないようにしましょう。
このように、下半身を安定させた中で、使える範囲で腕を使えるようになれば、難しい状況でもしっかりボールを打てるようになります。
(取材協力:埼玉県・嵐山カントリークラブ)
森山錬(もりやま・れん)
1996年まれ。小学6年生のときに全国小学生ゴルフ選手権で優勝。 フジサンケイジュニアクラシックで行われるジュニアドラコン選手権で300ヤードを記録し史上2人目の中学生チャンピオンとなる。2018年には東京都アマチュア選手権で優勝。 ANAオープン、東海クラシック、マイナビABCなどのマンデーにも出場経験あり。 2019年からレッスン活動を開始。SNSでも人気を呼んでいる。現在、Futako Golf Club代表。
写真①
スイングでは、手と体の同調が大事だといわれますが、傾斜地でそれを忠実にやろうとすると、バランスを崩したり(写真①)、クラブの軌道が少しズレてミスショットをしてしまうことがあります。そうならないためにも、どちらかというと下半身は安定させて、腕でクラブを振っていく意識が必要です。
次に、腕をしっかり振るためのポイントです。大事なのは、どんな傾斜の場合でも、立ちやすいアドレスを見つけること。特に重要なのは、足の開き具合、閉じ具合で、常にスクエアに立つのではなく、少し開いたり(オープンスタンス)、閉じたり(クローズスタンス)して、その傾斜に対して自分がバランス良く立てるスタンスを見つけて下さい。バランス良く立つことで、より腕が使えるようになります。
写真②
立ち方が決まったら、軽く連続素振りをしましょう(写真②)。連続素振りをしながら、支点がブレていないか、下半身が安定しているかどうか、そしてその中でバランスを崩さないで腕が振れているかどうかを確認して下さい。
また、この時に注意したいのは、無理に腰を落としたり、足を広げ過ぎるといったことがないようにすること。いつもと違う構え方をすると、下半身に力みが入り、バランスを崩しやすくなるからです。更に付け加えれば、無理にフェースを開いたり、閉じたりということもしないようにしましょう。
このように、下半身を安定させた中で、使える範囲で腕を使えるようになれば、難しい状況でもしっかりボールを打てるようになります。
(取材協力:埼玉県・嵐山カントリークラブ)
森山錬(もりやま・れん)
1996年まれ。小学6年生のときに全国小学生ゴルフ選手権で優勝。 フジサンケイジュニアクラシックで行われるジュニアドラコン選手権で300ヤードを記録し史上2人目の中学生チャンピオンとなる。2018年には東京都アマチュア選手権で優勝。 ANAオープン、東海クラシック、マイナビABCなどのマンデーにも出場経験あり。 2019年からレッスン活動を開始。SNSでも人気を呼んでいる。現在、Futako Golf Club代表。
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