レッスン
ツマ先下がりから失敗しない打ち方 ヒザを曲げて重心を落とせばUTでも楽に運べる
2025年3月19日(水)午前11:15

今回は、きついツマ先下がりのライから、5番ユーティリティでグリーンを狙う打ち方についてレッスンしましょう。
基本的に、ツマ先下がりは右に曲がりやすいライですが、時々引っかけてしまうという人もいるのではないでしょうか。
なぜ引っかかるのか。ゴルファーの多くは、「右に曲がって飛ばないのは嫌だな」という気持ちから、何とか球をつかまえようとするもの。しかし、足元が不安定で体の回転がしづらく、足が止まった状態になるので手だけのスイングになり、インパクトでフェースが左を向いてしまいます。となると、当然、引っかけのミスになり、場合によっては右に行くより大きいミスになってしまうのです。
では、ツマ先下がりで、しっかりボールを飛ばし、しかも引っかけが出ないようにするにはどうすればいいか。
まず、平らなところに立っているつもりで構えて下さい。そうすると当然、ヘッドが浮いた状態になります。ここから、ヒザをグッと曲げて重心を落としましょう。そうすると股関節がしっかり折れて、体も回転しやすくなるのです。
もしここで、前傾を深くしてヘッドをボールに届かせようとすると、ツマ先体重になってしまい、股関節が全く使えなくなって体の回転にブレーキがかかります。これが引っかけの原因になるのです。
ヒザを曲げて重心下げたら、少し右に曲がることを想定して、ターゲットを左にとります。これで構えは完了です。
あとは、重心位置が変わらないように、具体的には頭の高さが変わらないように注意しながら、体の回転でボールを打ちましょう。手首を極力使わないというのも大事なポイントです。
体の回転だけで振ると右に行きそうな気がしますが、それは想定内。そのために、あらかじめ左を向いて構えているわけですから、無理に球をつかまえようとしないことです。また、これは全傾斜に言えることですが、コンパクトに振ることも忘れないようにしましょう。
重心を下げるという作業は、ロブショットやバンカーショットでもやることで、これが出来るかどうかは、色々な場面で重要なポイントになります。どっしりと構えることが出来れば、その位置で回転することが出来ますが、ただ重心を下げて踏ん張れていない状態だと、ダウンスイングで体が浮いてしまうので注意して下さい。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #127」より(放送・見逃し配信中)
基本的に、ツマ先下がりは右に曲がりやすいライですが、時々引っかけてしまうという人もいるのではないでしょうか。
なぜ引っかかるのか。ゴルファーの多くは、「右に曲がって飛ばないのは嫌だな」という気持ちから、何とか球をつかまえようとするもの。しかし、足元が不安定で体の回転がしづらく、足が止まった状態になるので手だけのスイングになり、インパクトでフェースが左を向いてしまいます。となると、当然、引っかけのミスになり、場合によっては右に行くより大きいミスになってしまうのです。
では、ツマ先下がりで、しっかりボールを飛ばし、しかも引っかけが出ないようにするにはどうすればいいか。
まず、平らなところに立っているつもりで構えて下さい。そうすると当然、ヘッドが浮いた状態になります。ここから、ヒザをグッと曲げて重心を落としましょう。そうすると股関節がしっかり折れて、体も回転しやすくなるのです。
もしここで、前傾を深くしてヘッドをボールに届かせようとすると、ツマ先体重になってしまい、股関節が全く使えなくなって体の回転にブレーキがかかります。これが引っかけの原因になるのです。
ヒザを曲げて重心下げたら、少し右に曲がることを想定して、ターゲットを左にとります。これで構えは完了です。
あとは、重心位置が変わらないように、具体的には頭の高さが変わらないように注意しながら、体の回転でボールを打ちましょう。手首を極力使わないというのも大事なポイントです。
体の回転だけで振ると右に行きそうな気がしますが、それは想定内。そのために、あらかじめ左を向いて構えているわけですから、無理に球をつかまえようとしないことです。また、これは全傾斜に言えることですが、コンパクトに振ることも忘れないようにしましょう。
重心を下げるという作業は、ロブショットやバンカーショットでもやることで、これが出来るかどうかは、色々な場面で重要なポイントになります。どっしりと構えることが出来れば、その位置で回転することが出来ますが、ただ重心を下げて踏ん張れていない状態だと、ダウンスイングで体が浮いてしまうので注意して下さい。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #127」より(放送・見逃し配信中)
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