石川、大乱調「78」で優勝争いから後退…
2014年8月17日(日)午前8:39
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米男子ツアーのレギュラーシーズン最終戦 ウィンダム選手権は現地時間16日、ノースカロライナ州のセッジフィールドCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。7位タイで出た石川遼は8オーバー78と大崩れし、通算イーブンバーで67位タイまで順位を落とした。単独トップはニック・ワトニー(米)で通算14アンダーとなっている。
第2ラウンドでは米ツアー自己ベストの「62」を叩きだした石川だが、この日は1番をボギーとすると6番もボギー。折り返した後は11番でダブルボギーとさらにスコアを崩した。13番ではティーショットを大きく曲げるなどミスを連発してトリプルボギー。17番で初のバーディを奪ったが、最終18番も4オン2パットのダブルボギーとしまさかの「78」でホールアウトした。
「流れをうまくつかめなかった。悪い方、悪い方にいってしまった」。2日目と同様、果敢に攻めたが結果は正反対だった。連日300ヤードを軽々越えた平均飛距離もこの日は平均286ヤードとパワーを感じられず、パーオン率に至っては38.89%。ツアー初優勝への期待も膨らんだが、一日で8ストローク後退しトップとは14打差と大きく開いた。それでも「(プレーが)そこまで悪いかな、という感じはする。明日も良いプレー出来ればと思う」。最終日はプレーオフシリーズにつながる好プレーを見せるしかない。
優勝争いはワトニーが混戦から一歩抜け出した。この日は5バーディ、ノーボギーの5アンダー65をマーク。抜群の安定感で単独2位のバード・フリッチェ(カナダ)に1打差をつける単独トップに浮上した。
通算12アンダー3位タイでフレデリック・ヤコブソン(スウェーデン)、ヒース・スローカム(米)が続き、さらに1打遅れて5位タイにブラント・スネデカー(米)、ウェブ・シンプソン(米)、スコット・ラングレー(米)がつける展開。初日トップのカミロ・ビジェガス(コロンビア)は通算10アンダー8位タイにとどまっている。