石川『66』で大幅ランクアップ! D.サマーへイズ単独首位
2013年7月14日(日)午前9:50
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3試合ぶりに予選を突破した石川遼が、シーズンベストタイの『66』をマークしてリーダーボードを駆け上がった。
米男子ツアーのジョン・ディア・クラシックは現地時間13日、イリノイ州のTPCディアランを舞台に第3ラウンドの競技を終了。この日のベストスコア9アンダー62をマークしたダニエル・サマーへイズ(米)が通算19アンダーまでスコアを伸ばし、念願のツアー初優勝に王手をかけた。
2打差の単独2位にデビッド・ハーン(カナダ)、3打差の単独3位にザック・ジョンソン(米)がつけ、女子ゴルフ界のアイドル、レクシー・トンプソン(米)の実兄ニコラスがこの日7つスコアを伸ばし、通算14アンダーで6位タイに浮上。こちらも初Vを狙えるポジションを確保した。
「メンタルが充実しているといくらでもバーディが獲れそうな気がする」というのは前日の5位タイから単独首位に躍り出たサマーへイズ。「最終日も(スコアの)伸ばし合いの展開になるだろう。今は心からワクワクしているよ」と初優勝に意欲を見せた。
一方、36位タイからスタートした石川は3日目にして好調なショットにパットが噛み合いノーボギー、5バーディの5アンダー66をマーク。通算10アンダーとし、12ランクアップの24位タイに順位を上げた。『66』は3月に行われたプエルトリコ・オープンの第3ラウンドでマークして以来のシーズンベストタイ。この勢いのまま5月のHPバイロン・ネルソン選手権以来となるベスト10入りを目指したい。